タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています。「DEAR Magazine」、「ぐるたび」にも寄稿しています。

カテゴリ:プレビュー > ACL


 グループステージを2勝1敗の首位で折り返した鹿島にとって、ここからがグループステージ突破に向けての正念場と言える戦いになるだろう。その突破の行方を大きく左右するアウェイ2連戦の初戦、鹿島はオーストラリアに乗り込み、ブリスベンとのアウェイゲームを迎える。

 C大阪戦の敗戦を受けて、鹿島は公式戦の連勝が5でストップ。さらに、ここに来て攻撃陣にケガ人が増えてきており、今回の遠征にもペドロ・ジュニオールや金崎といった選手たちは帯同していない。嫌な流れになりつつあるが、今季の鹿島はそうした流れを早め早めに断ち切ってきたし、それが強いチームに欠かせない要素であるのは言うまでもないだろう。欠場する選手に代わって出てくる選手たちの活躍にも期待して、全員の力で戦いたいところだ。

 そうした中で、出場すれば移籍後公式戦初出場となる金森には注目したい。チームへのフィットにはやや時間がかかっているものの、武器であるドリブルはカウンターでの攻撃が多くなるアウェイの戦いにおいても、相手の守備陣がスピードに難があることを考えても、効果的に働くだろう。今のチームの主力にはいないタイプのアタッカーなだけに、彼の台頭はチームにとっても攻撃の幅を広げられるという大きなメリットに繋がるだけに活躍を期待したいところだ。

 チームは依然として攻撃に課題を抱えているが、アウェイゲームということを考えれば最初からリスクを冒して攻撃に出ることは考えにくいだけに、ロースコアの戦いの中で我慢しながらチャンスを窺う展開になるだろう。カウンターから個の力で、クロスからフィニッシャーとして存在感を示している鈴木のヘッド、はたまたセットプレーといった、ワンチャンスでゴールに繋げられるプレーをなるべく多く作り出したいところだ。ここで勝てれば、久々のグループステージ突破が大きく近づいてくる。今後の連戦を少しでも楽にするためにも、勝点3が求められる一戦だ。

AFCチャンピオンズリーグ グループステージ グループE 第4節
ブリスベン・ロアーFCimage鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ

4月12日(水) 18:00キックオフ ※日本時間
ブリスベン・スタジアム


試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
日テレNEWS24 放送予定(17:45~)


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>
GK
1クォン・スンテ

DF
22西大伍
5植田直通
3昌子源
16山本脩斗
MF
40小笠原満男
4レオ・シルバ
25遠藤康
8土居聖真
FW
14金森健志
9鈴木優磨
SUB
GK21曽ヶ端準
DF24伊東幸敏
DF28町田浩樹
MF6永木亮太
MF13中村充孝
MF20三竿健斗
FW30安部裕葵
監督
石井正忠

欠場予想選手
DFブエノ(登録メンバー外で欠場)

C大阪戦から中盤全員を含む6人を入れ替えると予想した。ベンチ入りに予想したメンバー以外ではルーキーの小田が帯同している。


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 横浜FM戦では終盤の鈴木のゴールで勝ち切って、リーグ戦連勝を果たした鹿島。チームが再び上昇傾向にある今、この流れを止めずにさらに加速させたいところ。そうした中で、中3日で迎えるホームでのACL。鹿島はブリスベン・ロアと対戦する。

 ムアントン・ユナイテッドとのアウェイゲームを終了間際の失点で落としてしまっただけに、グループステージ突破に向けて今節は勝利が求められる試合だ。連戦も終盤に差し掛かり中2日ではなく3日の試合ということもあり、良い流れを継続するためにも鹿島はスタメンを変えずに臨みそうだ。ただ、良い流れの中で迎える一戦で勝利が求められるとは言っても、チームの成熟度はまだまだ発展途上なのが現状である。特に攻撃面で課題を残す鹿島にとって、先に失点してしまうと難しい試合展開になってしまうのは間違いないだけに、0-0の時間が長くなっても焦れずに勝機を窺いたいところだ。

 ブリスベン・ロアーはアタッカーにオーストラリア代表選手も擁する手強いチームだ。最終ラインには高身長の選手が揃い、前線にはパワーやスピードといったフィジカルに優れた選手が多く、彼らの特徴をシンプルに活かした攻撃を仕掛けてくる。鹿島の守備陣には粘り強い対人の対応が求められるだろう。一方で、守備陣は人数が揃っているにも関わらず不用意な対応が目立ったりしており、その点は狙い目である。ブリスベン・ロアーはACLでは前節、蔚山現代に大敗しておりグループEで最下位に沈んでいる。リーグ戦でも直近の試合では勝利したが、相手に退場者が出たこともあり、その退場をきっかけに先制を許した相手に逆転勝利するといった、決して完勝とは言えない内容だった。

 鹿島は今、出遅れずに確実にトップ集団についていっている。この流れの中で、勝ち続けながらチームとしての成熟度を高め、タイトルを獲るにふさわしいチームへとなっていきたいところだ。そういう意味でも今節も勝利を手に入れ、常勝集団への変化の一歩を踏み出したい。

AFCチャンピオンズリーグ グループステージ グループE 第3節
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズimageブリスベン・ロアーFC

3月14日(火) 19:00キックオフ
県立カシマサッカースタジアム


試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
日テレNEWS24 放送予定(18:45~)


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>
GK
1クォン・スンテ

DF
24伊東幸敏

5植田直通
3昌子源
16山本脩斗
MF
40小笠原満男
4レオ・シルバ
25遠藤康
8土居聖真
FW
7ペドロ・ジュニオール
33金崎夢生
SUB
GK21曽ヶ端準
DF22西大伍
DF28町田浩樹
MF6永木亮太
MF11レアンドロ
MF13中村充孝
FW9鈴木優磨
監督
石井正忠

欠場予想選手
DFブエノ(登録メンバー外で欠場)

横浜FMと同じスタメンの模様。ただ、ケガから復帰した西やボランチに永木が入る可能性はありそうだ。


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 開幕戦だったFC東京戦は0-1で敗れた。課題が残る内容ではあったが、鹿島にとって下を向いている時間はない。中2日で鹿島はアウェイの地でACLを戦うことになる。

 開幕戦で浮き彫りになった課題は、攻撃面での成熟度だ。それぞれの能力は高いが、連係が噛み合っていないため、ミスが多かったり攻撃が単発で終わってしまい、厚みと迫力が出ないのが現状だ。特に新戦力のP・ジュニオールの融合が上手くいっていないのは明らかで、2トップを組んでいる金崎との息の合ったプレーもまだ見せられていない。とはいえ、3月はまだまだ連戦は続くため、なかなか連係を深める時間は取れないだろう。昨季までのメンバーを軸に戦っていくのも一つの手だが、FC東京戦でもP・ジュニオールのスピードあるドリブルは、独力でもカウンターの場面で十分すぎるほど脅威になっていた。ここは試合を重ねるごとに連係が深まるまで我慢が必要な時間だろう。幸い、全く点が取れてないわけではない。セットプレーなどからチャンスは作れているだけに、チャンスが少なくても確実にモノにしていく決定力を見せていきたいところだ。

 この試合での一番の敵は、今の日本列島とは全く違う気候であるタイの地で、かつ中2日で戦う必要があるということだろう。疲労も溜まりつつあるこの時期に、暑さのあるピッチで試合をするのは鹿島にとってマイナスではあるが、そうした状況に備えて鹿島は昨季と今季に計2回タイを訪れ、実戦を経験している。免疫が全くない訳ではないのはプラスに働くだろうし、今回は何人かの主力は帯同しておらず、ターンオーバーも図られている。影響を最小限に抑える準備は出来ているのである。

 対戦相手であるムアントン・ユナイテッドは昨季のタイリーグの王者であり、タイ代表の選手を何人も抱えているタレント集団だ。また、外国籍選手のレベルも高く、清水や甲府などでプレーした青山直晃もプレーしている。そうした選手たちには注意が必要だが、他の国と違って鹿島やJリーグのチームが苦手とするパワーを前面に押し出したサッカーはしてこない。過去のタイ遠征でもそうだが、むしろフィジカル面では日本人の方が上回る部分も多いため、セットプレーから何度もチャンスを作り出し、得点に繋げてきた。ピッチコンディションが良くないことも予想される。セットプレーは勝利へのカギの一つとして、重要度がより高まりそうな試合になるだろう。

AFCチャンピオンズリーグ グループステージ グループE 第2節
ムアントン・ユナイテッドimage鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ

2月28日(火) 21:30キックオフ ※日本時間
スパチャラサイ国立スタジアム


試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
日テレNEWS24 放送予定(21:15~)


[予想フォーメーション]
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[予想スタメン]
<鹿島>
GK
1クォン・スンテ

DF
24伊東幸敏

5植田直通
3昌子源
15三竿雄斗
MF
6永木亮太
4レオ・シルバ
11レアンドロ
13中村充孝
FW
7ペドロ・ジュニオール
9鈴木優磨
SUB
GK21曽ヶ端準
DF16山本脩斗
DF28町田浩樹
MF8土居聖真
MF20三竿健斗
MF25遠藤康
FW18赤﨑秀平
監督
石井正忠

欠場予想選手
DFブエノ(登録メンバー外で欠場)

今回の遠征には西、金崎、小笠原らは帯同していない。SBは伊東がFC東京戦を足を痛めて欠場したこともあり、山本を右SBで起用する可能性も。前線の組み合わせは流動的だ。


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