タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています。「DEAR Magazine」、「ぐるたび」にも寄稿。

カテゴリ: コラム




 あまりにも唐突すぎる監督交代である。確かに今季一番の目標としていたACL優勝への道は、ラウンド16で早々に閉ざされてしまった。 たしかに、失ったものは大きい。ただ、そこにはケガ人といったエクスキューズもあったし、なによりリーグ戦はまだ序盤戦を終えたばかりであるし、上位との勝点差も1~2試合でひっくり返るポイント差ということを考えれば、まだまだここから巻き返していくことは十分すぎるくらいに可能であった。にも関わらず、今回下した決断。そこにはクラブとしての確固たる信念があってこその判断だと思える。それと同時に今後の鹿島がどのような道を歩んでいくのか、そこにも思うところがある。今回はそうした部分で筆者が思ったことを書いていきたい。

「誤算」だった2016シーズンクライマックス

 2015シーズン途中、トニーニョ・セレーゾ監督の後を受けて就任した石井監督は、チームを見事に立て直しナビスコ杯優勝にまで導いた。このシーズンで作り上げた土台をさらに成熟させ、2016シーズンはさらなる飛躍を目指す。そう志した昨季は結果的には見事にその目論見通り、リーグ戦と天皇杯の2冠を達成、さらにCWCではアジア勢初となる準優勝に輝き、決勝ではレアル・マドリードと延長戦にまで持ち込む死闘を演じた。この結果を考えれば、目論見以上の出来過ぎともいえる結果だろう。だが、このことが余計にチームを難しくしてしまっていたのだろう。

 結果は素晴らしかった2016シーズンだが、2ndステージははっきり言ってボロボロだった。カイオとジネイという強力な個の力を持っていた助っ人2人を失い、さらに夏場の暑さで運動量が低下したことにより、チームのベースとなっていた前線からのプレッシングは確実に精度を落とし、90分ゲームプランを遂行できるチームではなくなっていった。そこをなんとかやりくりしてチームを上向かせるのが監督の仕事であるし、石井監督も手は打っていたのだが、なかなか状況は好転せず一部の負担が増えた選手たちのフラストレーションは溜まる一方だった。

 そうした中で起こったのがあの「金崎夢生の反乱」と「石井監督の休養」である。今さらこのことについて語る気はないので割愛するが、フロントはあの時監督交代も考えて準備してきていたし、実はあの時チームの成熟具合を考えて、石井監督にある程度見切りをつけていたのではないかと思うのだ。ただ、石井監督が復帰してきたこと、石井監督自身が金崎とすんなり和解したこと、そして何よりフロントの要望を聞き入れ、石井監督が指導方針を変えていくと宣言したこと、この3つをもって石井監督続投で話は収まった。ここでの監督交代はカンフル剤になるかもしれないが、そのメリットより準備期間の短さなどといったデメリットの方が大きいと考えたフロントの判断もあるだろう。なにより、石井監督が方針を変えることで、チームの状態が好転すると期待したのが大きかったのだと思う。

 ただ、状況は変わらなかった。その後もチームは低空飛行を続け、2ndステージ終盤には4連敗も経験。方針を変えるといった石井監督も中断期間で時間はあったが、打つ手はその場しのぎの策が多く、とてもフロントの期待した根本的なテコ入れには至らなかった。普通、チームというものは3年を一つのサイクルとし、3年目に集大成を迎える。2017シーズンは石井監督にとってその3年目にあたったが、どうも状況を見ても3年目に迎える集大成が当初の期待値をかなり下回る結果になりそうだ、そう判断したフロントはここで2度目の見切りをつけたのだと思う。実際、どうなっていたのかはわからないが、次期監督探しもこの頃始めていたのではないだろうか。

 そして、迎えた2016シーズンクライマックス。しかし、ここから石井アントラーズは快進撃を見せ、前述の通りあまりにも見事な結果を残してしまった。これでフロントとしては完全に監督交代の理由を失ってしまった。むしろここまで結果を出した監督を変えてしまえば、チーム内外の反発は計り知れないものがある。また、ここに来て試合内容が劇的に向上していたのも大きかった。この短い期間でここまでの試合内容が出来ているのであれば、来季以降さらに期待していいのではないか。そう考えるのはごくごく自然なことだろう。こうして、石井監督の2017シーズン続投はすんなりと決まった。

 では、あの時なぜあそこまでの快進撃を演じられたのだろうか。これについては正直「ラッキーだった」という面がかなり大きかったと思う。CSに入る前に中断期間がありコンディションが整えられたこと、あとは何より紙一重だった準決勝の川崎F戦に競り勝てたことだろう。あそこでチームは完全に勢いに乗った。サッカーというものは試合前の準備や選手の質が勝敗を左右する競技だが、そこで競った際に勝敗を分けるのは目に見えない無形の力なのだと思う。鹿島は勝負強いチーム、とよく言われるが、そういう勝負強さを見せることが出来る時は、大概選手層で相手を完全に上回っているか、そうでなければこういう無形の力が付いている時だ。この時の鹿島は間違いなく後者だった。これは田中滋氏の著書「世界一に迫った日」でOBの新井場徹が指摘していることでもある。いずれにせよ、この経験が良くも悪くもクラブを大きく変えたのは言うまでもないだろう。

今季はアンラッキーである

 2016シーズンの結果を受けて、鹿島というクラブは結果に対する要求水準が間違いなく上がった。世界の舞台を経験したことで、鹿島は世界で勝てるクラブへと足取りを進めようとしたのである。そのために通過しなければならないのがアジアの舞台。元々、全タイトルを目指すのが鹿島の伝統ではあるが、その中でもアジアでの覇権を握ることは今季の至上命題と設定された。

 ただ、そのためにはなかなか難しい条件であった。一番大きかったのはオフと準備期間の短さである。元日まで天皇杯を戦ったチームは2週間のオフを挟んで始動、さらにその後もタイ遠征やNYCといった準公式戦が続き、ただでさえ体力作りに時間を割かなければならないシーズンにも関わらず、余計に戦術練習に充てる時間が短くなってしまっていた。

 それでもフロントはバックアップとしてやれることはやっていた。ただでさえ厳しくなる国内とアジアを両立させながらの戦い、そしてこの準備期間の短さを見越して、大型補強を敢行。これにまでなく即戦力どころかチームの主力となれる選手を各ポジションに補強。序盤戦はチームの成熟度が低くても、個々の能力で上回って勝点を拾い、徐々にチームの成熟度を上げてきてくれればそれでいい。そうした思惑を持ってスタートしたシーズンは、少なくても3月まではその目論見通りだったのだろう。

 雲行きが怪しくなったのは代表ウィークが終わって4月に入ってからだった。この中断期間である程度チームの成熟が進み、結果に伴って内容がついてくるようになる。そう期待したはずだったが、内容が一向に上向いてこない。そうなると過密日程で選手のプレーの質が落ちてきてしまい、大事な結果がついてこなくなってしまう。そのため、本来チームのペースを落としたかったところでも上げたまま戦わなくてはならなくなってしまい、余計に選手の疲労が溜まっていく。チームは悪循環に陥っていた。

 そんなチームにとどめを刺したのがACL敗退である。この敗戦自体は個人的に紙一重の勝負で競り負けた、言ってしまえば「運がなかった」ゆえの敗戦であると思うため、普通ならばそこまで気にする必要はないようにも思えた。ただ、あの世界の舞台を経験し、アジア制覇を至上命題に掲げていた今の鹿島にとって、失ったものはあまりに大きすぎた。そのショックを引きずりかねない、そうなってしまえばまだ残っている戦いに影響が出て、取り返しのつかないことになってしまう。そして、この状況を打開する力は石井監督にはない、そう判断したフロントは今回の決断に踏み切ったのだろう。

石井正忠という男

 石井正忠は名将か、そう聞かれたら多くの人はYESと答えるだろう。監督初挑戦で就任から1年半で国内3大タイトルをすべて獲得し、さらにチームをCWC準優勝に導いた功績を考えれば、その答えは何も間違ってないだろう。ただ、自分は思うのだ。石井正忠は勝負師ではあるが、知将ではないと。

 石井監督が就任した時、チームには明確なコンセプトが持ち込まれた。「前線からプレスを掛け、奪ったボールをショートカウンターに繋げるアグレッシブなサッカー」、この旗印のもと就任1年目からチームは急速に成熟度を高めていった。その結果があのナビスコ杯優勝である。ナビスコ杯優勝の時、石井監督は選手たちにこう言った。「このゲームをスタンダードにしよう」と。だが、それからチームの成熟度は最後まで上がらなかった。

 原因はいくつかあるが、一番の問題はプランBがなかったことである。サッカーは相手がいて成り立つスポーツだ。そのため、相手の出方に応じて自分たちも少なからず手を変え品を変える必要があるスポーツなのだ。ただ、石井監督には相手が対策してきたときの対応が最後までまずかった。夏場になって運動量が落ちてきた時はどうするのか、プレスを掛けるにしても相手に数的有利を作られてプレスがハマらなかった場合はどうするのか、そうした時にも石井監督は愚直に己の策を貫き通した。ただ、それで勝てるほどサッカーは甘い世界ではない。対策を打ち鹿島と大差のない実力を持ったチームに、石井アントラーズはなすすべなく敗れる試合が目立った。それも何度も。

 それでもここまで結果を残してきたのは石井監督自身が類まれなる勝負師であったから、そして何より率いるチームが鹿島アントラーズだったからであろう。勝負所でチームの最大値を発揮させる、その力が石井監督は抜群に優れていた。これは教えて身につくものではなく、彼の天賦の才と言えるだろう。また、それを抜群に発揮しやすいチームだったのも石井監督にとっては大きかった。常に優勝を狙うチームだけに、選手層は常にリーグでもトップクラス、さらに小笠原や曽ヶ端といった戦術理解度も高く、チームの拠り所となれるベテランも揃っていた。選手としても指導者としても鹿島で長らく過ごし、チームのことも熟知している。ひとえに、石井正忠という男は鹿島アントラーズの歴史が生んだ勝負師だったと言えるだろう。

アントラーズのこれから

 そんな石井監督を切る、という結論を今回クラブは下した。だが、今回招いた結果は果たして石井監督だけの責任なのだろうか。先程も書いたように、石井監督は長くを鹿島で過ごしてきており、指導者としても多くの監督の下でこれまで過ごしてきた後に、監督に就任した。まさに鹿島アントラーズが育てた指導者なのである。さらに、現在石井監督を支えるコーチ陣も全員鹿島で長くを過ごしたOBたち。言わば、鹿島というクラブが培ってきた俗にいう「ジーコスピリット」、「勝者のメンタリティ」の象徴ともいえるスタッフ陣が、今の鹿島を指揮しているのである。

 そんなスタッフ陣が今回結果を残せなかった、さらにチームとしての上積みを途中で止まってしまいそれ以降上手くいかなかった、この事実は今までの鹿島アントラーズというクラブがやってきたことが足りなかったということに繋がるように思えてくるのである。今まで多くのブラジル人監督や多くの選手たちによって数々の栄光を築いてきたクラブであるが、アジアでもJリーグでも実力差で圧倒することが出来なくなってきた昨今、これまで守ってきた歴史や伝統を大事に守っていくだけでなく、その歴史や伝統を新たに上塗りしていくような新たな刺激を加えなければ、この先も強豪として生き残っていくことは出来ないのではないか、そういう風に筆者には思えてくるのである。

 鹿島は極めて特殊なチームである。自ら築いてきた伝統を重んじ、外部から来る変化を嫌う。そうしたイメージがあるだろう。だが、鹿島は決して外部からの変化を自ら拒んでいるわけではない。むしろ、自らにとって利と判断すれば積極的に受け入れる土壌はある。ただ、その伝統が足枷になってしまっている部分は否めないだろう。

 鹿島はどの監督にも3割はチームの土台を守ってほしい、残りの7割はその監督独自の色をつけてほしいという明確な方針がある。この方針、受け入れられる監督にとっては楽であるし、鹿島というチームを知っている人であれば尚更である。自ら畑を耕して、土壌を作り上げる必要がないからだ。だが、チームを自分の色に染めたいタイプの監督にとってはその要求は受け入れがたい部分があるだろう。自ら耕したい部分があっても、そこはチームの要望で耕すことが出来ない。若葉マークをつけた運転手に助手席のサポートは必要かもしれないが、プライドの高いF1レーサーにも同じことをして受け入れてもらうのは無理があるという話である。これまでブラジル路線を歩んできており、その色が必然的に濃くなってきているチームに、いきなり外部から飛び込んでそこに浸透していくのはなかなか難しいだろう。外部から招けなければ、自分たちで育てていくしかない。その考えで鹿島はこれまでやってきた部分があるし、実際にそれで上手くいっていたのである。

 そうした中で、今回そうした鹿島の血を知る(日本人)指導者の中で一番といっていい成功を収めてきた石井監督に対してこのような決断を下したフロントの決断は非常に重いものがあるだろう。現状ではその石井監督の下で働いてきたスタッフ陣でなんとかするしかないだろうし、外部の鹿島の血を知る者で石井監督以上の実績を持つ者は誰一人としていないからだ。夏場や今季のオフシーズンに外部からの新しい血を入れる可能性もあるが、それには当然リスクも伴うし、何より前述の通り「鹿島の伝統」によって皮肉にも選択肢は狭まってしまっている。今回の決断によって、今以上の辛い経験をすることになるかもしれないことを我々は覚悟しなくてはならないのかもしれない。最も、大岩新監督の手腕次第ではここまで書いたことが杞憂になってくれるのだが…。

 長々と書いてしまったが、最後にこれだけは伝えて締めとしたい。

石井さん、夢を見せてくれてありがとう。大岩さん、よろしくお願いします。


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「夢を追わない姿、勝利を追わない姿は見せたくない」

 上の題字の言葉は、柴崎がCWC決勝のレアル・マドリード戦の前日の公式会見で残したコメントだ。そして、実際に彼は横浜国のピッチでそのコメント通りの姿を我々に見せてくれた。ただ、彼にとってそうしたことは常に当たり前のこととして存在していたのだろう。これまでの鹿島に在籍した6年間、彼は常に高みを見据え続ける求道者のようだった。

 柴崎はプロ入り当初から意識の高さはすでに高いところにあった。高校2年生の段階で鹿島入りを決断。加入前年の宮崎キャンプから参加し、プロのレベルを肌で感じ、自身のレベルアップに繋げようとしていた。その姿勢はプロに入ってからも変わらない。プロ1年目の開幕当初は彼にとって初めてとも言える「試合に出られない時期」が続いたが、それでもこの時期にしっかりとプロで戦える身体づくりに着手。夏前には出場機会を増やし、小笠原満男、増田誓志、本田拓也、青木剛といった日本代表経験もある名だたるボランチ陣に割って入り、レギュラーの一角として存在感を放つようになり、チームのナビスコ杯優勝にも大きく貢献した。

 その成長曲線の右肩上がりっぷりが止まることはなかった。主力の一角に成長した2年目の2012シーズンではシーズンを通してレギュラーとして活躍をつづけ、ナビスコ杯では決勝での2ゴールでMVPを獲得。チームの連覇に貢献した。その翌シーズン、翌々シーズンも活躍を続け、2014年にはついに日本代表に招集。そのデビュー戦でゴールを奪う鮮烈な活躍を残し、リーグではベストイレブンに選出されるなど、その活躍の度合いはもはや鹿島アントラーズというチームに留まらず、日本サッカー全体に広まるようになっていった。

 ただ、そんな彼の成長曲線が必ずしもチームと噛み合っていたわけではなかった。成長を続ける柴崎を中心としたチーム作りを行っていた鹿島というチーム内で、柴崎にかかる負担は増し続けていった。そうした中でも、柴崎はそうした負担に向き合いつつ、ただストイックに自らの成長を追い求めていったのだが、そうした彼の成長に周りがついていけないこともあった。そうなると、ますます柴崎の依存度は高まっていく。チーム事情もあり、柴崎のプレーに輝きはあっても、チームとしての輝きが失われた試合が多くなっていった。

 そうした中でチームは石井正忠への監督交代を決断。チームとしてベースが再び整理されたことにより、チームも柴崎も一層輝きが増すかに思われた。ただ、この頃から柴崎は調子を落とし始める。これまで通りの輝きを見せてくれるはずの試合もある反面、輝きを失った試合も増え始めパフォーマンスに波が生まれるようになったのである。こうしたこともあって、柴崎は日本代表からも遠ざかるようになり、目標だった海外挑戦もオファーが届かず実現しなかった。

 そして迎えた昨季。一念発起して迎えたシーズンのはずだったが、柴崎に待っていたのは度重なる離脱だった。開幕前に虫垂炎を患い、なんとか開幕には間に合わせたもののなかなかコンディションが上がらず、さらに夏場から秋口にかけてもケガで離脱を繰り返し、決してフル稼働できたとは言えず、出場した試合でも貢献度の高さこそ光るものの、やはりパフォーマンスの波が消えることはなかった。チームは7年ぶりのリーグ優勝を果たしたものの、過去獲得してきたタイトルに比べると柴崎自身の貢献度はずいぶんと控えめなものだった。

 それでも柴崎はそれでは終わらなかった。2016年12月18日、横浜国際総合競技場のピッチには光を放つ柴崎の姿があった。それも、欧州王者であるレアル・マドリードを相手にして。前半終了間際、PA内でこぼれ球を拾った柴崎はワンタッチでDFをかわすと、そのまま流れるように左足でシュート。ボールはGKのケイラー・ナバスの手をすり抜けゴールに吸い込まれ、その瞬間スタジアムは間違いなく歓喜と驚きに揺れた。それだけではない。後半にはパスを受けると、またも左足のシュートが針の穴を通すかの如くゴールネットに吸い込まれた。結局、チームは敗れ準優勝に終わったが、柴崎は自身の存在価値は間違いなくこの日、世界に示したのであった。

 この活躍が柴崎を次のステージへと動かした。二転三転した移籍話は、スペイン2部のテネリフェへの移籍で落ち着いたようだ。無理もない。1年以上日本代表からも遠ざかっており、このところの個人の実績もあのCWCの活躍以外にインパクトのあるものは残せていない。目標である欧州挑戦を果たしたとはいえ、スタートラインは限りなく後ろの方だ。それでも、柴崎は歩みを止めずに走り続けるだろう。冒頭のコメントはレアル・マドリードを相手に限ったものではない。あのコメントこそが、柴崎岳の人生そのものなのだから。


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[GK]

・No.1 櫛引政敏
曽ヶ端のポジションを奪うような活躍を見せる即戦力として期待されたが、公式戦出場はナビスコ杯の3試合のみと最後までその壁を超えることはできなかった。身体能力の高さや守備範囲の広さは魅力的だったが、判断の正確さやポジショニングといった課題が最後まで足を引っ張る形になってしまった。持っている素材は一級品なだけに、なんとか経験を積んで日本サッカーのためにも伸びてほしいところ。岡山での活躍を祈る。

・No.21 曽ヶ端準
今季も鹿島のゴールマウスに立ち続けたのは曽ヶ端だった。開幕から安定したプレーを見せて1stステージ優勝の原動力となった堅守に大きく貢献。2ndステージの終盤にやや調子を落としミスからの失点が増えたものの、それでもCWCから天皇杯にかけてのパフォーマンスの上昇ぶりは見事と言うべきだろう。だが、曽ヶ端も今年で38歳。年齢面もそうだが、GKもビルドアップに組み込みたいチームにとって曽ヶ端のキック精度では物足りないのも事実。チームの活性化のためにも、なんとか曽ヶ端からポジションを奪う人材が出てきてほしいところだ。

・No.29 川俣慎一郎
今季はシーズンを通して第3GKという立ち位置だったが、ナビスコ杯で念願の公式戦デビューを果たし一歩前進した。出場した試合では派手ではないものの、まずまずのパフォーマンスを見せており、やはりあのがっしりした体格でゴールマウスに立つとそれなりの威圧感が伝わってくる。2017シーズンは今のところGKが3人体制なだけに、川俣にとってはチャンス。これを活かしてリーグ戦のピッチに立ちたい。

・No.31 小泉勇人
2種登録の選手を除けば今季唯一出場がなく、ナビスコ杯1試合のベンチ入りに留まった。ケガもあったが、やはりまだプレーの安定性が持続しないのが見える。一度好セーブを見せても、その後のこぼれ球に対応できなければGKとしては厳しいだろう。来季は4年目となるだけに、まずは継続的なベンチ入りを目指してほしいところ。

・No.49 石川碧人
シーズン途中に2種登録されたユース所属の高校2年生。恵まれた身体能力の持ち主で、ユースでは同学年の沖と激しいポジション争いを続けている。

・No.50 沖悠哉
石川と同じくシーズン途中に2種登録されたユース所属の選手。中学時代から年代別の日本代表に選ばれる逸材で、1年生で高円宮杯プレミアリーグ開幕戦のゴールを守った実績の持ち主。

[DF]

・No.3 昌子源
今季のMVPと言っても差し支えないほどの活躍ぶりだった。開幕から安定感あるプレーを続け、相手のアタッカーをことごとく封じていった。全体的につまらないミスが減り、身体の使い方とボールへのチャレンジの仕方が上手くなったことにより、ファウルなしで相手からボールを奪えるようになったのが大きい。カウンターのピンチでも昌子のカバーリングによって救われた場面は数知れずだった。また、リーダーシップも増し、スタジアムには前にも増して昌子の声が響くようになった。小さなケガをしやすい点を改善できれば、日本代表復帰、レギュラー確保もそう遠くないだろう。

・No.5 青木剛
守備的なポジションならどこでもこなすユーティリティとしてチームに欠かせない存在だったが、若手の台頭によって出番が激減。ベンチ外の試合も増えたこともあって、1stステージ終了後に鳥栖に完全移籍。惜しまれつつチームを去った。

・No.14 ファン・ソッコ
今季はケガによって大きく出遅れ、戦力となったのは2ndステージに入ってからだった。それでも、DFラインの全ポジションをこなし、ケガ人続出だったDFラインの穴を埋めた。ただ、積極的なインターセプトやビルドアップは光ったものの、対人やポジショニングには最後まで課題が残り、後手に回ってカードを貰うシーンも少なくなかった。今季限りで退団となったが、2年間で獲得した3つのタイトル獲得時には全てピッチの上にいた「持っている」男だった。

・No.16 山本脩斗
本職のバックアップのいない左SBで今季もフル稼働だった。開幕直後はなかなか状態が上がらなかったものの、夏場にかけて昇り調子に。豊富なスタミナはもちろん、右サイドからのクロスに高さを活かして飛び込んでチャンスを生み出すその攻撃パターンは、もはや鹿島には欠かせないものになった。また、クロスの精度も年々上昇。CS準決勝でのアシストに代表されるように、今季はリーグ戦で5アシストを記録するなど30代にしてさらなる成長を感じさせたシーズンだった。2017シーズンは三竿雄と小田という左SBを本職とする2人が加入。激しいポジション争いが予想されるが、それでも左SBの座を譲る気は毛頭ないだろう。

・No.17 ブエノ
将来性を見込まれて加入した若きブラジル人CBはリーグ戦8試合に先発出場。バックアップとしてチームに貢献した。圧倒的な身体能力の高さはチームでも屈指で、その高さや速さを活かしてチームのピンチを救うことは少なくなかった反面、プレーの粗さは最後まで消えず、自分が救ったピンチは自らが招いたものということも多かった。ファン・ソッコが抜けたことにより、現状ではCBのバックアップの一番手となる。出場機会も増えることが予想されるだけに、なんとか安定感を身に着けたいところだ。

・No.22 西大伍
チームに変化を与える原動力の多くは西からだった。ポジショニングやパスコースの選択で右サイドからビルドアップに変化をつけて、右サイドから攻撃を動かしていった。また、左SBやボランチ、2列目と様々なポジションをそつなくこなしサッカーセンスの高さを感じさせた。守備も決して悪くなく、空中戦もSBとしては強い方なのだが、力のあるアタッカーに対してファウルで対応してしまうのは改善していきたいところだ。

・No.23 植田直通
今季大きく成長した選手の1人だろう。リオ五輪予選で見せた好パフォーマンスをJリーグでも持続。ポジショニングが大きく改善されたことにより、自身の武器である身体能力の高さがより活かせるようになってきた。空中戦勝率も大きく向上している。リオ五輪後はやや調子を落としたものの、それでもCWCからは再びポジションを奪い返し、天皇杯優勝に大きく貢献した。プレーの根本的な質が上がっているだけに、2017シーズン以降も活躍が期待できるだろう。CBの層が薄くなっただけにフル稼働に期待したい。

・No.24 伊東幸敏
今季は右SBのバックアップとしてだけでなく、攻撃のオプションとして途中出場も増えたシーズンだった。右サイドを何度も駆け上がって優位に立ち、クロスからチャンスを演出する。石井監督の中でそうした役割が確立されていった。ただ、先発でピッチに立つにはまだ物足りないのも事実。特にポジショニングは、自身のスピードやスタミナで誤魔化している部分が大きく、レギュラーを掴むには改善が求められる。

・No.28 町田浩樹
ルーキーCBはナビスコ杯2試合に先発出場。自身が武器としている高さと左足のキック精度はプロの舞台で十分に通用した。ただ、スピードがないのとそれを補えるだけのポジショニングやコーチングも不足しているため、簡単に振り切られてしまうこともあった。2017シーズンはU-20W杯も控え、チームでも試合出場のチャンスが増している現状なだけに、課題を克服して、多くの試合に出場したいところだ。

・No.38 小池裕太
流通経済大から特別指定で加入した左SB。ナビスコ杯1試合で先発出場した。サイズの小ささはネックだが、キック精度の高さは魅力的だ。今季は流通経済大でもレギュラー落ちを経験するなど苦しいシーズンだったが、3年生となる2017年シーズンの巻き返しに期待したい。

[MF]

・No.6 永木亮太
もはやチームに欠かせない存在となった。1stステージはベンチスタートの試合がほとんどだったが、徐々に先発の機会を増やしていくと、終盤戦はレギュラーに定着。見事に小笠原と柴崎の間に割って入った。ボール奪取力の高さや、派手さはないものの確実な繋ぎ、ここぞの場面での前線への飛び出しと、今のチームがボランチに求めるものを確実に体現していった。加入1年目でキャプテンマークを任されるほどチームでの存在感は高まっている。さらなる成長も期待できるだろう。

・No.7 カイオ
強烈なインパクトを残した戦術兵器だったが、1stステージ終了後にUAEに電撃移籍。結局、この影響が最後までチームに残るほど影響力は大きかった。抜群のスピードやテクニックはもちろん、戦術理解度やフィジカルも試合をこなすごとに成長を続けていった。調子の波もどんどん小さくなっていただけに、つくづくあのタイミングでの移籍は痛かった。

・No.8 土居聖真
夏場までは前線でフィニッシュに絡むアタッカーの色が強かったが、終盤戦はチームの攻撃を支えるバランサーの色が強いシーズンだった。アタッカーとしてはバイタルエリアでボールを受けて、そこからドリブルやシュートで打開していく場面が目立ったが、バランサーとしてはサイドに流れてボールを受けて、ペナルティーエリアの角付近からチャンスを作り出していく場面が増えた。当然、得点に絡む場面は減ったが、チャンスメイカーがアタッカーにいないチームの現状を考えると、そのプレーはチームに欠かせないものだった。2017シーズンも多くのアタッカーが加入したが、引き続きチャンスメイカータイプが少ないだけに、2列目もそつなくこなせるようになった土居の重要性はさらに増していくことだろう。

・No.10 柴崎岳
今季から10番を背負った男は、ピッチに立てば輝きを放つ場面も少なくなかったが、その輝きも長くは続かず、なにより度重なる離脱に悩まされるシーズンだった。ゲームの流れを変える力はチームでもトップクラスなのだが、それを支えるキック精度が物足りずに、せっかく良いところに出してもパスミスになってしまうシーンが見受けられた。ただ、開幕後に比べると守備面では確実に成長が感じられるし、なによりあのレアル・マドリードを相手にした2ゴールに代表されるようなここぞの場面でのパフォーマンスは、やはりただモノではない素質を感じさせる。2017シーズンも共に戦えるかはわからないが、それがそう遠くない未来に訪れるのは間違いない。

・No.11 ファブリシオ
夏場に加入したブラジル人助っ人だったが、活躍は限定的なものだった。攻守においてポジショニングが悪く、簡単にボールを失ったり、守備で穴になってしまうことが少なくなかった。ただ、強烈なシュート力は精度もまずまずで、その武器が天皇杯決勝の大舞台で活かされることになった。半年限りで退団となったが、与えたインパクトは小さくなかった。

・No.13 中村充孝
ケガもあって、大きなインパクトは残せなかったシーズンだったが、それでもこの男の働きは大きかった。サイドでボールを受けて時間とスペースを作り出し、献身的な守備でポジショニングを守る、そのプレーの貢献度は小さくなかったのだが、本人の得意な狭いスペースをドリブルで突破したり、スルーパスでチャンスを演出する場面は見せられなかっただけに、本人としてはストレスの溜まるシーズンだっただろう。他のアタッカーが個の力で状況を打開するインパクトを見せているだけにその思いは尚更だろうが、中村のプレーもチームにとっては必要なプレーだ。2017シーズン以降、中村がどういうプレーヤーになっていくのかを選ぶ分岐点に今立っているのだろう。

・No.20 三竿健斗
東京Vでのレギュラー扱いから一転、今季加入した鹿島ではベンチ入りすらままならない苦しいシーズンを送ることになった。ただ、それでも終盤戦では貴重な守備のオプションとして出場機会を増やした。繋ぎの部分では物足りないが、ポジショニングやボール奪取力はレギュラーのボランチ陣にも十分対抗できるし、高さはほかの選手にはない武器である。2017シーズンも厳しいポジション争いが待っているが、CBもこなすポリバレントさも活かして、レギュラー争いに加わりたいところだ。

・No.25 遠藤康
ケガもあり、思うような数字を残せないシーズンになってしまった。守備の献身性や右サイドでのキープ力はチームにとって欠かせないものではあるのだが、今季は決定機を逸してしまう場面が目立ったように思えた。ただ、代わりはいない存在なだけに、2017シーズンはフル稼働はもちろん、数字の面でも結果を残してくれることを期待したいところだ。

・No.26 久保田和音
今季はナビスコ杯1試合の先発出場に留まった。ゲームメーカーとしての才能を秘めているのは間違いないのだが、ボールをうまく引き出せずにその能力を活かしきれないまま終わってしまったというのだが、今季観た試合で思った印象だ。3年目となる2017シーズンはまず自分の武器を活かすような場を作り出すことに注力してほしいところ。

・No.30 大橋尚志
今季はナビスコ杯1試合の出場に留まったが、確実な成長を感じさせるシーズンだった。課題だったポジショニングが改善され、自分の武器であるボール奪取力をより活かせるようになってきたからだ。まだまだ発展途上な感じは否めないが、恵まれたサイズやスタミナも持っており、完全移籍は惜しいところ。とはいえ、素材は良いので、成長を続ければJ2の舞台でレギュラーを掴むことも十分可能なはずだ。

・No.32 杉本太郎
今季は待望のリーグ戦初ゴールも記録。出場機会も増え、チーム内での存在感を高めた一年だった。ただ、どうしてもインパクトに欠けレギュラー奪取までには至らなかったのも事実。杉本も戦術理解度は高いのだが、中村と同じくサイドでは自身の武器を活かしにくいプレーヤーなのだろう。だからこそ、徳島への期限付き移籍は彼にとって大きな転機になるはず。是非、本人にとってプラスになるような移籍にしてもらいたい。

・No.33 金崎夢生
この男が残したインパクトは今季も大きかった。電撃復帰を遂げた1stステージはまさにエースとしてチームをけん引。攻守において献身的なプレーを続け、また大事な場面でことごとくゴールを奪って、チームの勝利に繋げてきた。その反面、2ndステージは動きのキレが消えて、一気に絶不調に。チーム戦術とうまく噛み合わなかったこともあって、フラストレーションを溜めて、せっかく迎えたチャンスも焦って外してしまうという悪循環が続いた。しかし、CSになると一気に状況が変わる。千載一遇のチャンスをことごとくモノにして、チームに久々のタイトルを引き寄せると、CWCでもジョーカーとしてチームの準優勝に大きく貢献した。2017シーズン以降もエースとしての活躍が期待されるが、やはりケガがちなことと、調子の波が大きいことは懸念材料なところ。ただ、チームは金崎に依存しないチーム作りを進めている。それが負担軽減に繋がれば、今季以上の活躍も望めるはずだ。

・No.35 平戸太貴
ルーキーの中では一番の成長株だった。試合出場こそ限定的だったが、ピッチに立てば正確なキックと視野の広さでゲームをコントロール。守備力に課題は残るが、将来の司令塔として大きな期待を寄せられるほどのプレーだった。しかし、競争の激しいボランチでは紅白戦出場すらままならず、町田への移籍を決断。是非とも、試合経験を積んで、レベルアップしてほしいところ。

・No.36 田中稔也
豊富な運動量が持ち味のアタッカー。1年目の今季はナビスコ杯1試合の出場に留まったが、その試合でもアップダウンを繰り返し、ボールを引き出しては積極的に仕掛けてチャンスを作り出していた。試合に継続して出場するには、まだまだインパクトは足りないが将来性は十分ある。アタッカーの競争は激しいが、個性あるチームメイトたちから多くを盗んでほしいところだ。

・No.40 小笠原満男
鹿島の大黒柱は今季も健在。ゴールこそなかったものの、的確にゲームをコントロールする高い技術、激しい寄席で相手の攻撃の芽を摘むその姿は、大舞台になればなるほど存在感を増していった。流石にスタミナやプレーエリアの衰えは否めないが、永木や三竿健の台頭によって役割が絞られたことで、その部分も上手くカバーできていた。2017シーズンはレオ・シルバも加入し、小笠原もレギュラーは保証されていないが、それでもピッチ内外で誰よりも勝利にこだわる姿勢を見せてくれるだろう。

[FW]

・No.9 ジネイ
昨季の大ケガからようやく復帰したが、やはりブランクが大きく試合勘やスタミナ面での不安を露呈してしまい、半年でチームを去ることになってしまった。それでも決定力の高さやキープ力の高さは一級品だっただけに、ケガ人の続出した2ndステージに彼がいなかったのが裏目に出た部分もある。是非ワンシーズン通して観たい選手なだけに、湘南での活躍に期待したい。

・No.18 赤﨑秀平
不振に苦しみ続けたシーズンだった。開幕から中々ゴールが決まらず、焦ってゴールを求めてチームの約束事を疎かにして、ポジションを失いプレー時間を減らすという悪循環から最後まで抜け出せなかった。まずは、改めてチームの約束事を守ることに戻りたいところ。シュートチャンス自体は少なくないので、トラップやその前の部分を改善できれば、レギュラーに返り咲くのも不可能ではない。競争相手が増えた2017シーズンは、勝負の年だ。

・No.34 鈴木優磨
この男には「2年目のジンクス」なんてものは関係なかった。開幕戦でいきなりゴールを奪うと、シーズンを通して試合に絡み続け、自己最多の8ゴールを挙げた。FWでも2列目でも戦術理解度が高いために、的確なポジショニングからゴールを狙うことが出来、また足元の技術も向上中のため、見た目やプレースタイルからは想像もできないような賢い動きが出来る選手になっている。今後はもっとプレーの確実性を上げていけば、クラブはもちろん日本サッカーにとっても貴重な人材になるはずだ。

・No.37 垣田裕暉
1年目からリーグ戦出場を果たしたのはこの男だけだった。プレーの粗削りさは否めないものの、恵まれたサイズと豊富な運動量というわかりやすい武器を持った男は、アタッカーの中でも変化を与えられる存在だった。2017シーズンは金沢に期限付き移籍となるが、プレーの整理が出来れば大化けできるはず。是非とも、先輩の鈴木のように成長を遂げてほしいところだ。

[監督]

・石井正忠
ピッチ内外で目立つのは優しさの部分が多いが、実はかなりの勝負師なのだろう。1stステージは昨季のナビスコ杯優勝の勢いそのままに優勝を掴み取ったが、2ndステージに入って運動量が落ちると途端に戦術の拙さを露呈してしまい、大失速。自身も休養するまでに追い込まれたが、ここからが違った。CSからは選手起用に明確なメッセージを込めて、ゲームプランを明確化させた。また、多くはないもののシーズンで仕込んできた攻撃パターンをここぞの場面でゴールに繋げさせた力は見事と言うほかない。ただ、選手層も厚くなり、今季以上の過密日程が予想される2017シーズンは、今季以上の戦術の仕込みが必須となる。チーム作りでは集大成と言われる3年目、石井正忠の真価が問われる。

・大岩剛
石井監督が休養した1試合だけ監督代行として指揮。変化をつける交代策で勝点を掴んだ。


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