タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています。「DEAR Magazine」、「ぐるたび」にも寄稿。

カテゴリ: プレビュー


 突然の監督交代から4日、鹿島は新たなスタートを切ることになった。その初戦が大事なのは言うまでもない。ACL敗退のショックから立ち直るためにも、なにより自らが下した決断が間違いではなかったことを証明するためにも、勝たなければいけない一戦だ。

 大岩新監督になって新たに意識付けしているのが、プレスの際のリスク管理と縦に速い攻撃だ。ここ最近の試合では、そもそもプレスが上手くかかっておらず、そこを簡単にかわされてDF陣がピンチにさらされていたが、まずは土居を最前線に起用することで改めてプレスの機能性を高めることを重視。また、ボランチにCBが簡単に引っ張り出されるのを防ぐために三竿健を起用。CBの前にフィルター役として彼が残るようになった。また、奪ったボールを素早く繋いで、相手の守備ブロックが整う前にフィニッシュまで持ち込むことも狙いとして持ち込まれ、右SBには上下動を厭わない伊東が起用されている。

 今節の対戦相手である広島は、そうした大岩監督の狙いがハマりそうなスタイルのチームだ。今の広島はビルドアップに難を抱えており、なかなか前線にボールを運ぶことが出来ないシーンが目立っている。そのため現在は守備ブロックをしっかり作り上げることを意識しており、おそらく今節もロースコアからの1点勝負に持ち込む狙いがあるだろう。鹿島としては前線からのプレスで相手のミスを誘い、ボールを奪ったら相手のDFラインの裏やサイドのスペースを使いながら、ゴールに迫りたいところ。また一方で、前線のフィジカルに優れる皆川やアンデルソン・ロペス、彼らに一本のパスでフィニッシュに繋げさせる柴﨑、サイドで打開力のあるミキッチや柏には警戒したい。

 監督交代したとはいえ、それまでのチーム状態がそれほど深刻だったというわけではない。焦れずにバランスを崩さず試合を進め、チャンスを逃さず畳みかけて、勝点3を掴み取りたい。


明治安田生命J1リーグ 第14節
サンフレッチェ広島サンフレッチェ広島鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ

6月4日(日) 14:00キックオフ
エディオンスタジアム広島


試合情報(広島公式サイト)
スタジアムの天気
DAZN 放送予定(13:50~)


[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>(7位) ※は累積警告
GK
1クォン・スンテ
DF
24伊東幸敏
5植田直通
3昌子源
22西大伍
MF
6永木亮太
20三竿健斗
11レアンドロ
13中村充孝
FW
8土居聖真
33金崎夢生

SUB
GK21曽ヶ端準
DF16山本脩斗
DF17ブエノ
MF36田中稔也
MF40小笠原満男
FW9鈴木優磨
FW14金森健志
監督
大岩剛

欠場予想選手
DF西大伍(体調不良で出場微妙)
DF町田浩樹(右膝前十字靭帯損傷で欠場濃厚)
MFレオ・シルバ(左膝半月板損傷で欠場濃厚)
MF遠藤康(左大腿二頭筋筋損傷で欠場濃厚)
MF金崎夢生(両足首痛で出場微妙)
FWペドロ・ジュニオール(左太もも裏を痛め出場微妙)
FW安部裕葵(U-19日本代表で欠場)

広州恒大戦から4人を入れ替えてきそうだ。中でも右SBの伊東、ボランチの三竿健、2列目に中村が入り土居がFWに入ったのは、大岩監督になってからの変化と言えるだろう。ただ、西と金崎は遠征に帯同こそしているが、コンディションに不安を抱えベンチスタートの可能性もある。

<広島>(16位) ※は累積警告
GK
1林卓人
DF
33塩谷司
5千葉和彦
4水本裕貴
MF
2野上結貴
6青山敏弘
14ミキッチ
18柏好文
44アンデルソン・ロペス
30柴﨑晃誠
FW

22皆川佑介
SUB
GK34中林洋次
MF3高橋壮也
MF10フェリペ・シウバ
MF16清水航平
MF28丸谷拓也
FW31宮吉拓実
FW50工藤壮人
監督
森保一

欠場予想選手
DF佐々木翔(右膝前十字靭帯再断裂で欠場濃厚)
MF森﨑和幸(左太もも裏の違和感で欠場濃厚)

森﨑がケガで今節は欠場濃厚。代わって野上がボランチに入り、千葉がリベロを務めそうだ。




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 第1戦のアウェイでの試合では、ケガ人続出で苦しいメンバー構成を強いられながらも粘り強く戦った。終盤、セットプレーから失点し、0-1で敗れたものの第2戦に準々決勝進出への可能性は十分残ったと言えるだろう。ホームでの第2戦は2点差以上での勝利が突破への条件となる。

 まず、勝つためには最低でも2得点奪う必要がある。第1戦では守備から入ったこともあり、なかなかチャンスが増えなかったが、ホームで戦える今節はボールを握る時間が長くなるだろうし、その中でチャンスも増えてくるだろう。その中で大事なことは、必ずフィニッシュでプレーを終わらせること、プレーをやり切ることだ。中途半端な位置でミスからボールを奪われてしまうとそこからカウンターを招きかねない。負傷を抱える金崎はベンチスタートの可能性が高いが、それでも前線にはペドロ・ジュニオールや鈴木、レアンドロ、土居といったアタッカーが揃っている。彼らの打開力に期待したいところだ。

 また、2点以上奪って勝つというのは昨季のCSも同じ条件だったが、その時と違うのが今節はアウェイゴールを与えてはいけないということである。もし、鹿島が失点してしまうと勝つためには3得点以上が必要になるし、2失点してしまうと4得点以上が必要になってくる。得点が欲しい展開でどうしても前がかりになってくる時間帯もあることが予想されるだけに、守備陣には細心のリスク管理が求められることになるだろう。そうした意味では、植田と西がケガから復帰してきたことは大きなプラス材料になる。特に対人に滅法強い植田と昌子のコンビが戻ってきたことで、カウンターの対応への安心感は確実に増してくる。

 ここまでことごとくラウンド16の壁に跳ね返されてきた鹿島のACL。ただ、昨季の成功体験からも、チームにはその壁が乗り越えられない壁ではない、という自信ができてきている。アジアの頂点を、世界を目指すためには乗り越えなければならない壁だ。鹿島は全員でこの壁を乗り越えて、チームの歴史を塗り変える。

AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16  第2戦
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズimage広州恒大

5月30日(火) 19:00キックオフ
県立カシマサッカースタジアム



試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
日テレNEWS24 放送予定(18:45~)


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>は累積警告
GK
1クォン・スンテ

DF
22西大伍
5植田直通
3昌子源
16山本脩斗
MF
40小笠原満男
6永木亮太
11レアンドロ
8土居聖真
FW
7ペドロ・ジュニオール
9鈴木優磨
SUB
GK21曽ヶ端準
DF15三竿雄斗
DF24伊東幸敏
MF13中村充孝
MF20三竿健斗
MF33金崎夢生
FW14金森健志
監督
石井正忠

欠場予想選手
DFブエノ(登録メンバー外で欠場)
DF町田浩樹(右膝前十字靭帯損傷で欠場濃厚)
MFレオ・シルバ(左膝半月板損傷で欠場濃厚)
MF遠藤康(左大腿二頭筋筋損傷で欠場濃厚)
MF金崎夢生(両足首痛で出場微妙)
FW安部裕葵(U-19日本代表で欠場)

右SBに西、CBに植田が復帰。2トップはペドロと鈴木のコンビになりそうで、金崎はベンチスタートの可能性が高い。また、ボランチに三竿健が入る可能性がある。

<広州恒大>は累積警告
GK
19曾誠
DF
12王上源
17劉健
6馮瀟霆
35李学鵬
MF
10鄭智
8パウリーニョ
16黄博文
11リカルド・グラル
20于漢超
FW

7アラン
SUB
GK32
劉殿座
DF21張成林
DF25鄒正
MF2廖力生
MF4徐新
MF27鄭龍
FW29郜林

監督
ルイス・フェリペ・スコラーリ

欠場予想選手
DF梅方(ケガで欠場濃厚)
DF張琳芃(累積警告で出場停止)

金曜日にリーグ戦を戦い、中3日で臨むがそこでは多くの主力を温存している。右SBの主力だった張琳芃は今節出場停止。第1戦から変わって、アランが1トップに入り、于漢超が左SHに入ると予想。


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 今までにないほどの追い込まれ方だ。リーグ戦では前節、川崎Fに0-3で完敗、今季初の連敗を喫してしまった。今のチームの構造的な弱点を突かれ、そこを改善するための策も現状では見えてこない。ただでさえネガティブな材料が多いにも関わらず、不運は重なるものだ。ケガ人があまりに多すぎる。長期離脱となっていたレオ・シルバと遠藤に加え、前節負傷してしまった町田までもがリタイア。さらに、このACLでの復帰を目指していた植田も間に合わず、おまけに西も負傷を抱えて今節の欠場が決まった。試合に出場している選手にもケガを抱える選手や疲労の色が濃い選手が多く、まさに満身創痍の状態だ。

 そんな中で迎えるのがアウェイでの広州恒大戦、というのが余計に状況の困難さを物語っている。あの圧倒的なアウェイの状況下で、強力な助っ人を擁した攻撃陣を迎え撃たなくてはならないのである。これまでにも難しい状況での試合は今季も経験しているが、おそらくシーズン通してもここまでの難しさはないだろう。勝つ難易度は相当に高い一戦である。

 今回の遠征にはブエノも外国人枠の関係で出場できないため帯同しておらず、本職のCBは昌子のみという陣容で臨むことになっている。前線は遠藤以外のメンバーは揃っており、また土居や金崎を前節はベンチスタートに置いているため、ある程度計算は出来そうだが、後ろはやりくりが求められる。CBの昌子のパートナーは三竿健のコンバートが有力だが、ボランチもレオ・シルバが不在のため、三竿健を起用すると小笠原のバックアップがいない状況である。こうしたことを考えると、ここまで公式戦の出場はおろかベンチ入りもないが、紅白戦などでCBもこなしている梅鉢をどこかで起用することも十分に考えられるだろう。

 広州恒大は2年前の対戦では、攻撃面の迫力は凄まじかったが、反面守備の脆さも顔を覗かせるようなチームだった。しかし、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督就任以降は、守備が安定してきており、強力助っ人たちも守備のタスクをこなすようになってきている。その結果、グループステージを負けなし、失点は6試合で5と安定した結果を残して勝ち上がってきた。ただ、以前に比べると個々の破壊力というよりは組織力で戦うチームになっているだけに、そちらの方が今の鹿島にとっては戦いやすいだろう。なにより、この状況ではあるがチームの士気は高い。ここでチャンスを貰った選手たちもそう簡単にやられることはないだろう。

 ホーム&アウェイの戦いを考えれば、この試合はドローでもOKの試合だろう。まず、大事なのはこの試合で勝負が決まってしまうような、展開をぶち壊した試合にはしないということだ。ただ、今節がアウェイということを考えれば、出来るだけアウェイゴールを稼いでおきたい試合でもある。前線のメンツはアジアの舞台でも個で十分通用するだけに、我慢の時間が長くなりそうだが、カウンターに移れば彼らを活かして相手ゴールに迫ることも狙い続けていきたい一戦だ。

 ピッチ内でもピッチ外でもここまで積み上げてきたものは間違いなくある。それを信じて、総力を尽くして挑む試合になりそうだ。

AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16  第1戦
広州恒大image鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ

5月23日(火) 21:00キックオフ ※日本時間
天河体育中心体育場


試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
日テレNEWS24 放送予定(20:45~)


[予想フォーメーション]
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[予想スタメン]
<鹿島>は累積警告
GK
1クォン・スンテ

DF
24伊東幸敏
20三竿健斗
3昌子源
16山本脩斗
MF
40小笠原満男
6永木亮太
11レアンドロ
8土居聖真
FW
7ペドロ・ジュニオール
33金崎夢生
SUB
GK21曽ヶ端準
DF15三竿雄斗
MF13中村充孝
MF26久保田和音
MF27梅鉢貴秀
FW9鈴木優磨
FW14金森健志
監督
石井正忠

欠場予想選手
DFブエノ(登録メンバー外で欠場)
DF町田浩樹(右膝前十字靭帯損傷で欠場)
MFレオ・シルバ(左膝半月板損傷で欠場)
MF遠藤康(左大腿二頭筋筋損傷で欠場)

川崎F戦から5人を入れ替えて臨みそうだ。右SBに伊東、CBには三竿健が入ることになる。2列目に土居、前線にはペドロと金崎の2人が復帰しそうだ。また、ベンチ入り予想以外では小田が今回帯同している。

<広州恒大>は累積警告
GK
19曾誠
DF
5張琳芃
3梅方
6馮瀟霆
35李学鵬
MF
10鄭智
8パウリーニョ
16黄博文
11リカルド・グラル
7アラン
FW

29郜林
SUB
GK32
劉殿座
DF12王上源
DF17劉健
DF25鄒正
MF2廖力生
MF27鄭龍
FW20于漢超

監督
ルイス・フェリペ・スコラーリ

欠場予想選手
なし

リーグ戦から中3日で臨むことになる。そのリーグ戦から2人を入れ替えて臨みそうだ。ボランチで主将の鄭智は出場停止明け。ピッチコンディションなどもあり、1トップにはパワーのある郜林の起用を予想。もしくはアランを1トップに回し、左SHにはスピードのある于漢超を起用する可能性もありそうだ。


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