タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています

カテゴリ: プレビュー


 前節は後半の遠藤のゴールを守り切って、今季3度目のリーグ戦連勝を果たした鹿島。今季初の3連勝へ、今節は中4日でホームに磐田を迎える。

 磐田は現在10位。中断明けは4試合連続ドロースタートなど中々波に乗り切れなかったが、前節の柏戦では新加入の大久保に移籍後初ゴールが生まれるなど2-0で完封勝利。ケガ人の状態は気になるが、中村の復帰など好材料を持った上で今節に臨むこととなる。鹿島との前回対戦ではお互いに守備の甘さを突き合う展開となり3-3のドロー決着だった。

 現在の磐田は武器も課題も鹿島と似たようなものを抱えているチームだ。武器は中盤で奪ってからのショートカウンターだ。ある程度引きながらも布陣をコンパクトにして、中盤でボールを奪うとシンプルに前線の川又を使い、彼を起点にして相手を押し込んでいく。一方、ビルドアップと撤退守備の練度に課題を抱えており、一度相手にボールを持たれると中々良い形で奪い返すことが出来ず、また中央の空けたスペースをケアしきれずに突かれてしまうシーンが目立っているのが現状だ。

 今節のポイントはいかに良い形でボールを奪い、悪い形でボールを奪われないかにかかってきそうだ。守備面では新加入のセルジーニョも守備のタスクは問題なくこなせているだけに、後は前線がかけたプレッシャーを後ろがどう活かしてボールを奪い取るかだろう。相手の攻撃を制限できても、ズルズルと自陣深くまで運ばれては意味がない。自由に動いてボールを引き出す磐田のアタッカー陣へのケアにも注目したいところだ。攻撃面では位置的優位や数的優位を作れるようになってきただけに、質的優位を上手く発揮できるかがカギとなる。今節出場予定の選手たちもそれぞれに武器を持っているだけに、彼らの存在を上手く活かす下地作りにも注目だ。

 連戦が続く中で波に乗りかけてきたところだけに、今節はその波に乗り切れるかどうかの分かれ目の試合となる。ここ3試合勝ててない磐田戦で勝点3を掴み取りたい。

明治安田生命J1リーグ 第24節
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズジュビロ磐田ジュビロ磐田
8月24日(金) 19:00キックオフ

県立カシマサッカースタジアム

試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
DAZN 放送予定

[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard
[予想スタメン]
<鹿島>(7位)は累積警告
GK
21曽ヶ端準

DF

22西大伍
5チョン・スンヒョン
39犬飼智也
15三竿雄斗

MF

4レオ・シルバ
6永木亮太
8土居聖真
36田中稔也
FW

9鈴木優磨
18セルジーニョ

SUB
GK1クォン・スンテ
DF2内田篤人
DF28町田浩樹
DF32安西幸輝
MF20三竿健斗
MF25遠藤康
FW14金森健志
監督
大岩剛

欠場予想選手
DF昌子源(左足関節捻挫で欠場濃厚)
MFレアンドロ(両側膝蓋靱帯損傷で欠場濃厚)
MF中村充孝(別メニュー調整中で欠場濃厚)

前節から5人変更。右SBに西が復帰、左SBには今季リーグ戦初先発となる三竿雄が入り、ボランチはレオ・シルバと永木のコンビ。2列目は右に土居、左にリーグ戦プロ初先発の田中が入る。クォン・スンテや安部といったケガ人も戻ってきた。

<磐田>
(10位)は累積警告
GK
21カミンスキー
DF
41高橋祥平
3大井健太郎
33藤田義明
MF
19山田大記
30上原力也
14松本昌也
24小川大貴
11松浦拓弥
FW
20川又堅碁
22大久保嘉人
SUB
GK36三浦龍輝
DF5櫻内渚
MF7田口泰士
MF9太田吉彰
MF27荒木大吾
MF38伊藤洋輝
FW16中野誠也
監督

名波浩

欠場予想選手
DF新里亮(左足関節三角靭帯損傷、脛腓靭帯損傷、腓骨骨折で欠場濃厚)
DF大南拓磨(U-21日本代表で欠場)
DF森下俊(左足首を痛めて欠場濃厚)
MFムサエフ(右膝前十字靭帯損傷および外側半月板損傷で欠場濃厚)
MF宮崎智彦(右脇腹を痛めて欠場濃厚)
MFアダイウトン(右膝前十字靭帯断裂、半月板損傷で欠場濃厚)
MF山本康裕(ケガで欠場濃厚)

前節から1人変更。前節負傷交代した森下に代わって藤田がCBに入る。また、出場停止明けの田口がボランチに入る可能性も。中村は全体練習には復帰したが、今節は欠場の見込みだ。


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 前節はATの西のゴールで勝点3を手にした鹿島。中5日と久々にミッドウィークに試合がない中で迎える今節は、アウェイで名古屋と対戦する。

 名古屋は現在18位とJ2降格圏内に位置している。風間監督の下、攻撃スタイルを志向しているが19試合で20得点と、あまり結果に表れていないのが順位に大きく響いている。ただ、この夏場で中谷、丸山、金井、エドゥアルド・ネット、前田と5人もの新戦力を獲得。巻き返しを期して臨むと、前々節の仙台戦で第2節以来の勝利を挙げ、前節のG大阪戦では2点ビハインドをひっくり返し連勝を達成。今節の結果次第では、最下位脱出の可能性も出て来ている。

 名古屋のスタイルは「自分たちがボールを持って攻撃する時間を長くする=守備に回る時間を減らす」というマインドの下、成り立っている。そのため、ビルドアップにはこだわりを見せるが、今季はそのビルドアップからジョーやガブリエル・シャビエルといった強力なアタッカー陣に「繋ぐ」過程で苦しむケースが多い。前節も前半はその場面で手詰まりになり、アタッカー陣が降りてきてボールを受けるという風に低い位置でのプレーを強いられて、そこを狙われてG大阪にボールを奪われていたが、後半に和泉と秋山というドリブルで運べる選手を投入してからは、彼らがビルドアップのボールを引き出し、前線に繋ぐ役を担うことで流れが変わり、逆転勝利に繋げていた。

 現在の鹿島は、決して前線からプレスに行くチームではないだけに、重要なのはある程度ボールを持たれても、1.5列目でボランチをケアする選手が和泉や秋山のようなタスクを担った選手をどこまでフリーにさせないかという点だろう。彼らの動きを制限出来れば、名古屋に攻めあぐねさせることも可能なはずだ。

 それでも相手にジョーやガブリエル・シャビエルがいることを考えれば、出来る限り撤退守備で守るシーンは減らしたいところ。逆に、鹿島がボールを持てれば、名古屋のゾーン守備はスライドや個々の対応に不安を抱えているため、そこを狙ったポジショナルプレーが有効になってくる。鹿島としては、どれだけ相手のボールを取り上げて攻撃機会を奪い、鹿島の攻撃機会を増やせるかが勝点3に大きく関わってくる試合になりそうだ。

明治安田生命J1リーグ 第21節
名古屋グランパス名古屋グランパス
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ
8月11日(土・祝) 18:00キックオフ

豊田スタジアム

試合情報(名古屋公式サイト)
スタジアムの天気
DAZN 放送予定

[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard
[予想スタメン]
<鹿島>(6位)は累積警告
GK
21曽ヶ端準

DF

22西大伍
5チョン・スンヒョン
39犬飼智也
32安西幸輝

MF

4レオ・シルバ
20三竿健斗
25遠藤康
6永木亮太
FW

8土居聖真
9鈴木優磨

SUB
GK29川俣慎一郎
DF2内田篤人
DF28町田浩樹
MF18セルジーニョ
MF37名古新太郎
FW14金森健志
FW30安部裕葵
監督
大岩剛

欠場予想選手
GKクォン・スンテ(別メニュー調整中で欠場濃厚)
DF昌子源(左足関節捻挫で欠場濃厚)
MFレアンドロ(両側膝蓋靱帯損傷で欠場濃厚)
MF中村充孝(別メニュー調整中で欠場濃厚)
MF小笠原満男(累積警告で出場停止)

前節から2人変更予想。ボランチに三竿健、FWに土居がそれぞれ入る。特別指定の名古のベンチ入りが濃厚、新加入のセルジーニョのベンチ入りもあるか。

<名古屋>
(18位)は累積警告
GK
22ランゲラック
DF
6宮原和也
5新井一耀
17丸山祐市
31金井貢史
MF
4小林裕紀
29和泉竜司
10ガブリエル・シャビエル
25前田直輝
28玉田圭司

FW

7ジョー
SUB
GK18渋谷飛翔
DF3櫛引一紀
DF20中谷進之介
MF14秋山陽介
MF21八反田康平
MF32深堀隼平
FW11佐藤寿人
監督

風間八宏

欠場予想選手
DFホーシャ(ブラジルに帰国中で欠場濃厚)
MFエドゥアルド・ネット(鼠径部の痛みで出場微妙)

前節から2人変更予想。新井がCB、和泉がボランチに入る。


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 前節はG大阪を相手に後半追いつかれ、今季初の3連勝とはならなかった鹿島。選手たちにかなり疲労の色も感じられるが、それでも今節も中3日の連戦となる。相手は2位のFC東京だ。

 FC東京は今季より迎えた長谷川監督の下、ハードワークを軸にしたチームへと変貌を遂げた。前線からプレッシャーをかけ、ボールを奪ったらシンプルに前線へと預けてチーム全体で押し込んでいく。長谷川監督の率いるチームらしいスタイルになったFC東京は、夏場になってもベースの運動量が落ちる気配はあまりない。前半戦の対戦でもその部分で上回られたのが響き、先制したものの、2失点ともサイドを室屋に崩されて逆転負けを喫している。

 鹿島としてはとにかく自分たちが主導権を持って試合を進める時間を長くしたいところ。そのためには、ボールを保持しながら、相手の嫌がるところを突き続け、チャンスを継続的に作っていく必要がある。前節のG大阪戦では中央をケアして、大外からのクロス対応に専念した相手を攻めあぐね、ボールを持っている時間とは対照的に、中々効果的な攻撃が出来なかった。おそらく今節のFC東京もプレスを意識しながらも、中央でブロックを作って、鹿島を外に追い出す守備を徹底してくるはずだ。鹿島としては攻め筋がクロスだけになってしまうと質的優位に立てるターゲットが鈴木のみなだけに、どうしても崩すのが難しくなってしまう。中央やハーフスペースへのパスを意識しながら、相手の守備網を突破していきたいし、クロスも大外の相手のSBに競らせるようなボールを蹴り込んでいきたい。

 守備は個々の安定感が増してきており、セットした状態ならそう簡単に崩されないようになってきた。攻撃面で再現性を持った崩しが出来るか否かが、勝敗のカギになりそうだ。

明治安田生命J1リーグ 第19節
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズFC東京FC東京
8月1日(水) 19:00キックオフ

県立カシマサッカースタジアム

試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
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[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>(7位)は累積警告
GK
1クォン・スンテ

DF

22西大伍
39犬飼智也
28町田浩樹
32安西幸輝

MF

6永木亮太
20三竿健斗
13中村充孝
30安部裕葵
FW

8土居聖真
9鈴木優磨

SUB
GK21曽ヶ端準
DF2内田篤人
DF5チョン・スンヒョン
MF4レオ・シルバ
MF25遠藤康
MF36田中稔也
FW19山口一真
監督
大岩剛

欠場予想選手
DF昌子源(左足関節捻挫で欠場濃厚)
MFレアンドロ(両側膝蓋靱帯損傷で欠場濃厚)
MFセルジーニョ(来日前のため欠場)

前節から1人変更予想。右SBに西が戻る。ただ、内田、チョン・スンヒョン、レオ・シルバ、遠藤あたりはスタメンの可能性もありそうだ。

<FC東京>
(2位)は累積警告
GK
1大久保択生
DF
2室屋成
48チャン・ヒョンス
3森重真人
6太田宏介
MF
18橋本拳人
7米本拓司
38東慶悟
8髙萩洋次郎
39大森晃太郎

FW

9ディエゴ・オリヴェイラ
SUB
GK33林彰洋
DF5丹羽大輝
DF25小川諒也
MF27田邉草民
FW11永井謙佑
FW13リンス
FW17富樫敬真
監督

長谷川健太

欠場予想選手
MF鈴木喜丈(左膝関節離断性骨軟骨炎で欠場濃厚)

前節の2トップから1トップに布陣を変え、米本をボランチで起用、またCBにチャン・ヒョンスが復帰すると予想。ただ、2トップのままで前線に永井や富樫起用の可能性や、2列目に田邉、CBに丹羽を起用する可能性も。


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