タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています

2018/04


 前節はホームで神戸を相手に後半追いついたものの、引き分けに終わった鹿島。14位と順位を下げ、厳しい戦いが続く中、今節は中2日でアウェイに乗り込み横浜FMと対戦する。

 横浜FMは現在15位とこちらも同じく厳しい戦いとなっている。今季から元オーストラリア代表監督のアンジェ・ポステコグルー監督が就任。彼の標榜するハイラインハイプレスのサッカーを取り入れ、チームは確実に変化を見せているが、なかなか結果に結びついていないのが現状。ここ5試合勝ちがなく、前々節は湘南と打ち合いを演じたが4-4のドロー、前節は札幌相手に逆転負けを喫している。特にここ5試合で敗れている3試合はすべて逆転負け、とチームにとっては嫌な雰囲気が流れてしまっている。

 ハイラインハイプレスの目的は、たとえボールを失っても、素早く取り返して自分たちがボールを握る時間を長くすることにある。そのため、今季の横浜FMはポゼッション志向の強いチームとなっている。今節も鹿島の2トップに対して、横浜FMはCBにGKかアンカーの1枚を加えた3枚で数的優位を作ってボールを前進させ、サイドから個々の突破で崩して、そこからのクロスでゴールを狙ってくるだろう。ここで鹿島にとって一番大事なのは、サイドからの突破を許さないことだ。今の鹿島は相手に余程のクオリティーがない限り、そう簡単に中央から崩されることはないだけに、ボールを運ばれてもサイドでしっかり止めることが出来れば、相手の脅威を確実に減少させることが出来るだろう。

 そして、攻撃ではハイラインの裏、特にサイドのスペースを有効に使いたい。単調な裏へのボールの放り込みは相手も予測できるだけに対処がしやすいが、今の鹿島は2列目に起点になれる選手を配置しているだけに、彼らに裏を狙わせて起点を作らせ、そこからの質的優位で押し込んでいければ、チャンスも作りやすくなってくるだろう。

 前節で内容の改善が見られただけにチームにそこまでの悲壮感はないが、今季は未だ3勝で、降格圏とは勝点差が4しかないのも事実。これ以上の足踏みは、この先残留争いに巻き込まれる危険性も孕んでいるだけに、今節は結果にこだわり勝点3を手に入れたい。

明治安田生命J1リーグ 第11節
横浜F・マリノス横浜F・マリノス
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ
4月28日(土) 19:00キックオフ
日産スタジアム

試合情報(横浜FM公式サイト)
スタジアムの天気
NHK-BS1 放送予定(19:00~)
DAZN 放送予定

[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>(14位)は累積警告
GK
1クォン・スンテ

DF

2内田篤人
5植田直通
39犬飼智也
32安西幸輝

MF

4レオ・シルバ
20三竿健斗
25遠藤康
9鈴木優磨
FW

7ペドロ・ジュニオール
10金崎夢生

SUB
GK21曽ヶ端準
DF3昌子源
DF22西大伍
DF24伊東幸敏
MF6永木亮太
MF40小笠原満男
FW19山口一真
監督
大岩剛

欠場予想選手
DF山本脩斗(左膝後十字靭帯損傷で欠場濃厚)
DF町田浩樹(膝を痛めて欠場濃厚)
MF土居聖真(右太もも裏の張りで欠場濃厚)
MFレアンドロ(別メニュー調整中で欠場濃厚)
FW安部裕葵(第二腰椎横突起骨折で欠場濃厚)


前節から2人変更。左SBに安西、前線にペドロ・ジュニオールが入る。CBは犬飼が継続して起用、またベンチにはルーキーの山口が入る。

<横浜FM>
(15位)は累積警告
GK
21飯倉大樹
DF
27松原健
22中澤佑二
2ミロシュ・デゲネク
23下平匠
MF
6扇原貴宏
8中町公祐
14天野純

FW

19仲川輝人
7ウーゴ・ヴィエイラ
25ユン・イルロク
SUB
GK31杉本大地
DF13金井貢史
DF24山中亮輔
MF11遠藤渓太
MF35吉尾海夏
FW9大津祐樹
FW16伊藤翔
監督

アンジェ・ポステコグルー


欠場予想選手
MFオリヴィエ・ブマル(左膝を痛めて出場微妙)

前節から3人変更の予想。CBにミロシュ・デゲネク、左SBに下平、インサイドに中町が起用されると読んだ。布陣も4-1-2-3の予想だが、扇原と中町をボランチにした4-2-1-3の可能性も。


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 前節はアウェイで川崎Fに1-4と大敗を喫した鹿島。首位の広島との勝点差は14と厳しい戦いが続くが、なんとか巻き返していきたいところ。今節は前節から中3日でホームに神戸を迎える。

 今節対戦する神戸は現在7位。昨季途中から就任した吉田孝行監督が指揮を執り、今季はチョン・ウヨン、三田、ウェリントンと各ポジションに実力者を補強。主将には元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキを据えている。リーグ戦では、前々節は横浜FMに逆転勝ちを飾ると、前節は名古屋を相手に3-0と快勝で連勝中。特に前節はポドルスキが2ゴールと結果を残し、チームの状態はかなり上向きだ。

 神戸は「バルサ化」を打ち出しているように、今季はポゼッションスタイルを取り入れている。そのため、CBにはビルドアップに長けたチョン・ウヨンを本職のボランチからコンバートして起用、ここに中盤の藤田、三田、ポドルスキという繋ぎに長けた3人が絡むことによってボールを前進させ、サイドから攻撃を仕掛けるのが一つの形となっている。また、ボール保持の時間を長くするためにハイプレスも導入。攻撃時は4-2-1-3だが、守備時は4-4-2に陣形を変化させ、相手をハメてくる。そのため、ここ最近は献身的な守備も厭わない大槻が前線で起用されている。

 鹿島としてはまず、中央からの突破を許さないことが第一だろう。サイドに追い込むことが出来れば、ある程度相手の攻撃に対する脅威を抑えることが出来るからだ。神戸はビルドアップ時に特に中盤のポジショニングをかなり動かしてくるため、そこで後手に回り中盤にスペースを作らないようにしたい。逆に、神戸のハイプレスこそ注意しなければならないが、相手が攻撃時にかなりポジションを動かす分、守備に移った時はかなり中央にスペースがあることが多い。もし、その状態でボールを奪えればCBがむき出しにされた状態で攻撃を仕掛けることが出来る。狙いどころにしたいところだ。

 今節は昌子が出場停止と、連戦中のチームにとっては難しいやりくりが求められる試合となるが、一方でケガ人が徐々に復帰してきたのは朗報だろう。とにかくこれ以上ズルズルと負けを重ねる訳にはいかない。勝負所で粘り、チャンスを窺いたい。

明治安田生命J1リーグ 第10節
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズヴィッセル神戸ヴィッセル神戸
4月25日(水) 19:00キックオフ

県立カシマサッカースタジアム

試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
DAZN 放送予定

[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>(12位)は累積警告
GK
1クォン・スンテ

DF

24伊東幸敏
5植田直通
39犬飼智也
15三竿雄斗

MF

6永木亮太
20三竿健斗
22西大伍
8土居聖真
FW

10金崎夢生

9鈴木優磨
SUB
GK29川俣慎一郎
DF32安西幸輝
MF4レオ・シルバ
MF25遠藤康
MF40小笠原満男
FW7ペドロ・ジュニオール
FW14金森健志
監督
大岩剛

欠場予想選手
GK曽ヶ端準(右脚の違和感で出場微妙)
DF昌子源(出場停止)
DF山本脩斗(左膝後十字靭帯損傷で欠場濃厚)
DF町田浩樹(膝を痛めて欠場濃厚)
MFレアンドロ(別メニュー調整中で欠場濃厚)
FW安部裕葵(第二腰椎横突起骨折で欠場濃厚)


前節から5人変更と予想。DFラインは右SBに伊東、CBに犬飼、左SBに三竿雄を起用、ボランチは永木が三竿健とコンビを組み、西が2列目で起用されると見た。ケガ明けの遠藤、安西、レオ・シルバ、ペドロ・ジュニオールのメンバー入りの可能性も。

<神戸>
(7位)は累積警告
GK
18キム・スンギュ
DF
6高橋峻希
5チョン・ウヨン
3渡部博文
30ティーラトン
MF
14藤田直之
8三田啓貴
10ルーカス・ポドルスキ

FW

33大槻周平
17ウェリントン
38佐々木大樹
SUB
GK1前川黛也
DF15宮大樹
MF24三原雅俊
MF27郷家友太
MF35安井拓也
FW19渡邉千真
FW21田中順也
監督

吉田孝行


欠場予想選手
なし

前節から1人変更。前線にウェリントンが入ると予想した。ただ、連戦ということもあり他のポジションでもメンバーを入れ替えてくる可能性がある。


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 前節の名古屋戦では2-0と完封勝利を飾ったものの、火曜日のACLでは敗れ、イマイチ波に乗り切れない鹿島。今節はアウェイに乗り込み、川崎Fと対戦する。

 昨季、最終節で鹿島からタイトルを奪い取った川崎Fはここまでリーグ戦3勝3分2敗の6位。ただ、ACLでは未勝利でグループステージ敗退が決定、リーグ戦でも最後に勝ったのはリーグ中断前で、ここ4試合勝利がなく、こちらも苦しい戦いが続いている。さらに今節は、大島と小林という2枚看板を欠くことが濃厚で、苦しい状況にさらに追い打ちをかけるような状況になってしまっている。

 それでも、鹿島にとって川崎Fはリーグ戦の中で最もやりにくいチームだろう。昨季は2試合とも3失点を喫して完敗。川崎Fのビルドアップを全く封じることが出来ず、易々とボールを前進させることを許すと、CBを中央から引きずり出され、その空いたスペースを突かれて失点という流れを、デジャブのように繰り返してしまっていた。今節も川崎Fのビルドアップを封じることが出来なければ、鹿島に勝利のチャンスは中々巡って来ないだろう。特に、ボランチのエドゥアルド・ネットが最終ラインまで落ちて、相手が数的優位を作ってきた時に鹿島がどう振る舞うか、そこが大きなポイントになりそうだ。

 昨季から川崎Fが変わったのは守備面にある。プレッシングを積極的に行うようになり、特に自分たちがボールを奪われた直後には、ボール周辺のプレイヤーで奪い返しにかかり、再びボールを取り上げて自分たちの攻撃のターンを長くできるようになったのが、強さの要因の一つだろう。だが、今季はここまでそのプレッシングが完全に機能しきれていない場面が見られる。1列目のFWのチェイスでサイドに追い込んだはいいものの、そこから簡単にボールの前進を許してしまっているのだ。元々、引いて守ることを得意とするチームではないだけに、押し込まれる状況は川崎Fにとっては避けたい展開、逆に言えば鹿島にとっては狙いとする展開になる。幸い、鹿島は前節から右SBに内田が復帰した。彼をボールの落ち着かせどころとして活用することが出来れば、鹿島が主導権を握ることも可能なはずだ。

 川崎Fは今季リーグ戦の失点をすべてセットプレーから喫しているだけに、そうした部分も大きなチャンスになりそうだ。チームとして勢いを得るにはこれ以上ない舞台が整っている。3ポイントを掴み、上昇気流に乗っていきたい。

明治安田生命J1リーグ 第9節
川崎フロンターレ川崎フロンターレ
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ
4月21日(土) 16:00キックオフ

等々力陸上競技場

試合情報(川崎F公式サイト)
スタジアムの天気
DAZN 放送予定

[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>(8位)は累積警告
GK
1クォン・スンテ

DF
2内田篤人

5植田直通
3昌子源
23小田逸稀

MF

40小笠原満男
20三竿健斗
14金森健志
8土居聖真
FW

10金崎夢生

9鈴木優磨
SUB
GK29川俣慎一郎
DF22西大伍
DF39犬飼智也
MF6永木亮太
MF13中村充孝
MF25遠藤康
FW19山口一真
監督
大岩剛

欠場予想選手
GK曽ヶ端準(右脚の違和感で欠場濃厚)
DF山本脩斗(左膝後十字靭帯損傷で欠場濃厚)
DF町田浩樹(膝を痛めて欠場濃厚)
MFレオ・シルバ(左太腿裏を痛めて欠場濃厚)
MFレアンドロ(別メニュー調整中で欠場濃厚)

FWペドロ・ジュニオール(右腹斜筋を痛めて欠場濃厚)
FW安部裕葵(第二腰椎横突起骨折で欠場濃厚)


名古屋戦から1人変更。2列目に金森が起用されると予想した。また、ケガから復帰した西と遠藤のメンバー入りの可能性も。

<川崎F>
(6位)は累積警告
GK
1チョン・ソンリョン
DF
18エウシーニョ
3奈良竜樹
5谷口彰悟
7車屋紳太郎
MF
21エドゥアルド・ネット
25守田英正
41家長昭博
14中村憲剛
8阿部浩之

FW

4大久保嘉人
SUB
GK30新井章太
DF2登里享平
DF17武岡優斗
MF16長谷川竜也
MF19森谷賢太郎
MF37齋藤学
FW20知念慶
監督

鬼木達


欠場予想選手
MF大島僚太(打撲による左腎の損傷で欠場濃厚)
FW小林悠(左ふくらはぎを痛めて欠場濃厚)

先週の仙台戦から2人変更。負傷した大島に代わってエドゥアルド・ネットがボランチに入り、1トップには大久保が起用されると予想。


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