タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています

2017/09


 前節、ATでの勝ち越し弾でG大阪を下してリーグ戦5連勝を飾った鹿島。今節はアウェイで鳥栖と対戦する。

 鳥栖は現在9位。前節はアウェイで浦和を相手にゲームプラン通りに上手く試合を運んで常に先行する展開だったが、最終的には追いつかれ2-2のドローに終わっている。ただ、今季の鳥栖は内弁慶とも言えるほど、ホームで強さを発揮するチーム。ここまであげた9勝のうち8勝は今節の舞台、ベアスタであげたものであるだけに、前節や前回対戦時とは別の顔を見せるチームといってもいいだろう。

 鳥栖のベースは守備にある。対戦相手や状況によってシステムこそ変わるものの、基本的にはブロックを作って、そこで相手を捕まえて奪ったボールを素早く前線に預けカウンターを仕掛けてくる。そのカウンターの中心となっているのが、前線のビクトル・イバルボと田川だ。7月に再加入したイバルボは今や鳥栖の攻撃の軸となっており、そのフィジカルの強さと独特なテンポを活かしたキープ力で前線に君臨している。かたや、田川は高卒ルーキーながら今季すでに3ゴール。スピードを活かした突破で前節も浦和から2ゴールを奪っており、彼らが狙ってくるであろうスペースが鹿島のSBの裏のスペースだ。そこに走り込んで鹿島のCBを引っ張り出して、ゴール前で有利な状況を作り出すことが鳥栖の狙いなだけに、鹿島としては十分に警戒して臨みたいところだ。

 もちろん守るだけでは勝つことはできない。勝つためには鳥栖のブロックを崩さなければならない。単調な攻めを繰り返していては崩すことは難しいだけに、縦パスを入れるタイミングと個々の突破がカギになりそうだ。前節の浦和も崩していたのはテンポを変えたワンタッチのパスと個々が見せるターンやドリブルだった。鹿島もそうしたことが出来る面々は揃っている。さらに、朗報なのが今節からケガで離脱していたペドロ・ジュニオールの復帰が濃厚なことだ。抜群の突破力とシュートレンジの広さを見せていた彼の復帰は鳥栖を相手にするときに大きなものを生み出してくるだろう。

 リーグ戦も残り7試合。これまで一つ一つの勝利の積み重ねの先に栄光は見えてくる。
 
明治安田生命J1リーグ 第28節
サガン鳥栖サガン鳥栖
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ
9月30日(土) 15:00キックオフ
ベストアメニティスタジアム


試合情報(鳥栖公式サイト)
スタジアムの天気
DAZN 放送予定(14:50~)


[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>(1位) ※は累積警告
GK
21曽ヶ端準
DF
22西大伍
5植田直通
3昌子源
16山本脩斗
MF

4レオ・シルバ
20三竿健斗
13中村充孝
11レアンドロ
FW

8土居聖真
33金崎夢生
SUB
GK1クォン・スンテ
DF24伊東幸敏
MF6永木亮太
MF40小笠原満男
FW7ペドロ・ジュニオール
FW9鈴木優磨
FW30安部裕葵
監督
大岩剛

欠場予想選手
DF小田逸稀(右膝内側側副靱帯損傷で欠場濃厚)
DF町田浩樹(右膝前十字靭帯損傷で欠場濃厚)
MF田中稔也(右第5中足骨骨折で欠場濃厚)

前節から1人変更。出場停止明けの三竿健がボランチに入る。また、ペドロ・ジュニオールと遠藤が復帰。ペドロ・ジュニオールはベンチ入りが濃厚だ。

<鳥栖>(9位) ※は累積警告
GK
33権田修一
DF
13小林祐三
5キム・ミンヒョク
15鄭昇炫■■
23吉田豊
MF
14高橋義希■■
6福田晃斗
4原川力■■
FW

40小野裕二
27田川亨介
32ビクトル・イバルボ
SUB
GK1赤星拓
DF2三丸拡
DF35青木剛
MF25安庸佑
MF50水野晃樹
FW11豊田陽平
FW22池田圭
監督
マッシモ・フィッカデンティ


欠場予想選手
MF谷口博之(左膝蓋骨骨軟骨損傷で欠場濃厚)

FW趙東建(左脛骨疲労骨折で欠場濃厚)

前節から1人変更で、出場停止明けの吉田が左SBに入る以外は同じスタメンの模様だ。




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 水曜日に熊谷陸で浦和を破って天皇杯ベスト8進出を決めた鹿島。そこから中2日で、ホームにG大阪を迎え撃ちリーグ戦を戦う。

 G大阪は現在7位。夏場の失速が響き、優勝争いはおろかACL出場圏内の3位も厳しい状況にあり、チームは長谷川監督の今季限りでの退任を発表している。9月に入ってからもルヴァン杯こそ準決勝進出を決めたものの、リーグ戦では神戸に敗れ、大宮にはATに追いついてドロー、天皇杯では柏に敗れており、公式戦3試合勝ちなしが続いている。さらに追い打ちをかけるのがケガ人の多さで、藤本や呉屋、CBのファビオとアタッカーのアデミウソンの両ブラジル人が欠場濃厚と台所事情も苦しい状態になっている。

 しかし、そんな中でも西のタレント軍団の力は侮れない。攻守において中心となるのは井手口と今野のダブルボランチと2列目の倉田だ。彼らの高いボール奪取力を活かすためのプレスから、奪えば前線の長沢や今夏加入したファン・ウィジョに素早く預け、そこからサイドへの展開から崩しを狙ってくるのがG大阪のスタイルであり、個々の質の高い選手たちを最大限に活かす策でもある。

 鹿島にとっては今チームが抱えている弱点を的確に突いてくる相手なだけにやりづらい部分があるだろう。ボール奪取後のポゼッションやビルドアップの部分をプレスで封じに来るし、攻撃では前線の選手がCBを釣り出して、空いたスペースを突いてくる。上手くハメられてしまうと何も出来ずに終わってしまう可能性もあるだけに、十分警戒して臨みたいところだ。

 一番大事なことは不用意なボールロストを避けることだ。ただでさえ連戦続きの今、展開が目まぐるしく変わるようでは、体力的にも響いてくるだけに、それは避けたい。ボールを奪った後もプレーの質を落とさず、ボールを前線へと繋げられれば、チャンスも十二分に生まれてくるだろう。向こうが鹿島のCBの釣り出しを狙うなら、こちらもG大阪のボランチの釣り出しを狙いたい。彼らのプレーエリアが広い分、そこを外せればスペースはグッと広がってくる。試合で刻々と起こる変化に対応して、勝機を見出したい。
  
明治安田生命J1リーグ 第27節
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズガンバ大阪ガンバ大阪
9月23日(土・祝) 19:00キックオフ
県立カシマサッカースタジアム


試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
NHK-BS1 放送予定(19:00~)
DAZN 放送予定(18:50~)


[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>(1位) ※は累積警告
GK
21曽ヶ端準
DF
22西大伍
5植田直通
3昌子源
16山本脩斗
MF

4レオ・シルバ
6永木亮太
13中村充孝
11レアンドロ
FW

8土居聖真
33金崎夢生
SUB
GK1クォン・スンテ
DF17ブエノ
DF24伊東幸敏
MF40小笠原満男
FW9鈴木優磨
FW14金森健志
FW30安部裕葵
監督
大岩剛

欠場予想選手
DF小田逸稀(右膝内側側副靱帯損傷で欠場濃厚)
DF町田浩樹(右膝前十字靭帯損傷で欠場濃厚)
MF三竿健斗(出場停止)
MF田中稔也(右第5中足骨骨折で欠場濃厚)

浦和戦から2人変更。西が右SBに入り、三竿健が出場停止のボランチには永木が入りそうだ。

<G大阪>(7位) ※は累積警告
GK
1東口順昭
DF
22オ・ジェソク
2三浦弦太
6金正也
4藤春廣輝
MF
15今野泰幸■■
8井手口陽介
14米倉恒貴
10倉田秋■■
FW

20長沢駿
11ファン・ウィジョ
SUB
GK18藤ヶ谷陽介
DF32野田裕喜
DF35初瀬亮
MF7遠藤保仁
MF24井出遥也
MF36市丸瑞希
MF39泉澤仁
監督
長谷川健太

欠場予想選手
DFファビオ(右ハムストリング肉離れで欠場濃厚)
MF藤本淳吾(右前十字靭帯断裂で欠場濃厚)
FWアデミウソン(鼠径部を痛めて欠場濃厚)
FW呉屋大翔(左肩関節脱臼で欠場濃厚)
FW赤﨑秀平(契約上の理由で欠場)

天皇杯から2人変更の予想。登録の関係で出場できなかったファン・ウィジョが戻って長沢と2トップを組み、また右SHに米倉が入りそうだ。




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 逆転勝ちした新潟戦から中3日、鹿島は熊谷陸に乗り込んで浦和と天皇杯ベスト8進出をかけて戦う。

 浦和は7月下旬に監督交代を経験、現在はコーチから昇格した堀監督が指揮を執っている。このところは柏に敗れたものの、ACLでは川崎Fを大逆転で下してベスト4進出を決め、リーグ戦では前節磐田に後半に追いついて1-1のドロー。今節はその磐田戦から中2日で迎えることになる。

 浦和はここ3試合4-1-4-1の布陣で戦っている。これは堀監督が浦和ユースを指揮していたころから使用していた布陣でもあり、ペトロヴィッチ監督時代に失点の多かった原因の一つだった、攻守のシステム変換によるズレをなくすために取り入れられたものである。攻撃時は2CBにアンカーを加えた3枚でビルドアップを組み立て、そこにインサイドがサポートのため降りる形を取っており、こうした所ではいわゆる「ミシャ式」と大きな変化はなく、むしろミシャ式の良いところを取り入れた形になっている。

 鹿島はまずこの浦和のビルドアップを制限できないと苦しくなってくるだろう。浦和はSHをサイドに張らせて、そこにボールが出るとインサイドが相手のCBとSBの間のスペースを使いながら、裏抜けを狙ってくる。そうしてCBを引きずり出してチャンスを作り出すのが狙いであり、鹿島は新潟戦ではこのCBが引っ張り出された形から2失点を喫しており、浦和の狙いと鹿島のウィークポイントが合致しているだけに、まずはこの形を作られる前に、攻撃を制限して守りたいところだ。

 浦和の守備はセットされた4-1-4-1で、以前のように5バックの人海戦術で守ることがない代わりに、しっかりとしたブロックを形成しており、簡単に崩すのは難しいだろう。ただ、アンカーの選手の守備範囲が決して広くないこと、またアンカー脇のスペースを埋める選手が決まっておらず、CBの間にスペースが出来やすいことは狙い目だ。新潟戦でハットトリックを達成したレアンドロには引き続き期待したい。

天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16
浦和レッズ浦和レッズ
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ
9月20日(水) 19:00キックオフ

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場


試合情報(浦和公式サイト)
スタジアムの天気
スカパー!(日テレジータス) 放送予定(18:45~)


[鹿島の前節ハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]

myboard

[予想スタメン]
<鹿島>は累積警告
GK
21曽ヶ端準

DF
24伊東幸敏
5植田直通

3昌子源
16山本脩斗
MF
40小笠原満男
20三竿健斗
11レアンドロ
8土居聖真
FW
14金森健志
33金崎夢生
SUB
GK1クォン・スンテ
DF17ブエノ
MF4レオ・シルバ
MF6永木亮太
MF13中村充孝
FW9鈴木優磨
FW30安部裕葵
監督
大岩剛

欠場予想選手
DF小田逸稀(右膝内側側副靱帯損傷で欠場濃厚)
DF町田浩樹(右膝前十字靭帯損傷で欠場濃厚)
MF遠藤康(左太もも裏を痛めて欠場濃厚)
MF田中稔也(右第5中足骨骨折で欠場濃厚)

新潟戦から2人変更となりそう。山本が左SBに入り、ボランチには小笠原が入ると予想。新潟戦を欠場した鈴木もこの試合はベンチ入りできそうだ。

<浦和>は累積警告
GK
1西川周作
DF
46森脇良太
6遠藤航
22阿部勇樹
5槙野智章
MF
16青木拓矢
7梅崎司
9武藤雄樹
39矢島慎也
38菊池大介

FW

21ズラタン
SUB
GK25榎本哲也
DF17田村友
MF15長澤和輝
MF18駒井善成
FW13高木俊幸
FW19オナイウ阿道
FW30興梠慎三

監督
堀孝史


欠場予想選手
DFマウリシオ(登録の関係で欠場)
DF那須大亮(別メニュー調整中で出場微妙)
MF柏木陽介(別メニュー調整中で出場微妙)
MF平川忠亮(別メニュー調整中で出場微妙)
FWラファエル・シルバ(右大腿部の肉離れで欠場濃厚)
FW李忠成(別メニュー調整中で出場微妙)

磐田戦から4人入れ替えと予想。CBは遠藤と阿部のコンビ、右SHに梅崎、左SHに菊池、1トップにはズラタンが入ると予想した。柏木は前日練習まで別メニューが続いており、ベンチ入りは微妙な状況だ。


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