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昨季、得たのはナビスコ杯優勝という結果だけではなかったことを証明するシーズンがやってきた。石井監督の下で積み上げた新しい鹿島スタイルをさらに成熟させ、結果に結びつける。そんなシーズンの幕開けは、完成したばかりの市立吹田サッカースタジアムでのG大阪との一戦だ。
昨季のナビスコ杯では、その石井スタイルの完成形ともいえるべき内容で完勝したが、プレシーズンの鹿島にその面影を感じるシーンは、はっきり言ってあまり多くはなかった。昨季の主力メンバーを揃えて臨んだ試合がほとんどなかったことを差し引いて考える必要はあったが、リスク管理の面などシーズン中には突かれかねない課題を露呈したことで、自信と同じくらいの不安を抱えて臨むことになってしまったのである。
そう考えれば、開幕戦はまず慎重に試合に入ることが必要なのかもしれない。しかし、今の鹿島の強みが出るのは、何より自らアクションを起こした時に表現されるものであることは間違いない。もちろん、それには相応のリスクを伴うし、シーズン中には必ずしもアクションの時間ばかりではない。それでも、溜まった不安を自身に変えるために、何よりパワーアップしたG大阪の攻撃陣に仕事させないために、試合開始のホイッスルの瞬間から積極的に打って出たいところだ。
キャンプからケガ人の多さにも悩まされてきたが、ここに来て永木、土居、柴崎が復帰、金崎も登録が間に合いコンディションも上向きだ。役者は十分すぎるほど揃っている。鹿島の2016シーズンの幕開け、それは新しい舞台の主役をかっさらって、義務でもある目標に向けてスタートダッシュを切る時だ。
2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第1節
ガンバ大阪-鹿島アントラーズ
2月28日(日) 14:05キックオフ
市立吹田サッカースタジアム
試合情報(G大阪公式サイト)
スタジアムの天気
地上波放送予定(14:00~ TBS系列)
スカパー!放送予定(13:55~ スカチャン0[CS800])
スカパー!オンデマンド配信リンク(13:55~)
[対戦相手情報]
ガンバ大阪
2015シーズン(年間):2位 勝点63 34試合18勝9分7敗 56得点37失点
鹿島との対戦データ
昨季は天皇杯こそ優勝したが、リーグ戦とナビスコ杯、ACLで苦杯を舐めたチームにとって新スタジアムで戦う今季は、リーグ戦の王座奪回とアジア制覇が至上命題となる。4季目となる長谷川監督の下、ここまで実戦3試合をこなし、韓国でのACLから中3日で開幕を迎える。夫人は今季も4-2-3-1で現在は連戦のためターンオーバーを採用している。GKは日本代表の東口、SBは米倉、藤春、オ・ジェソクの併用、CBは岩下と西野が離脱中のため丹羽を軸に、金正也と今野を併用して起用している。ボランチは主将の遠藤と元日本代表の今野のコンビに、U-23日本代表の井手口が割って入っている。2列目は宇佐美が左サイドで固定されている以外は、阿部、大森、倉田、横浜FMから新加入のアデミウソンと藤本といった豪華な面々がポジションを争っている。1トップもパトリックに加え、長身の長沢と大卒No.1ストライカーの呉屋が控える陣容だ。鹿島との昨季の対戦成績は、リーグ戦は2試合ともG大阪が勝利しているが、ナビスコ杯の決勝では鹿島が3-0と完勝している。
・直近3試合の結果
大会 | 相手 | 会場 | スコア | 得点者 |
PSM | 名古屋 | 吹田S | ○3-1 | (G大阪)O.G.、今野、丹羽 (名古屋)矢田 |
ゼロックス杯 | 広島 | 日産ス | ●1-3 | (広島)佐藤、浅野、P・ウタカ (G大阪)宇佐美 |
ACL GS第1戦 | 水原三星 | 水原 | △0-0 |
・鹿島との対戦成績(直近5試合)
節 | 会場 | スコア | 得点者 |
2014年ナビスコ杯 予選第4節 | 万博 | ● G大阪 2-1 鹿島 | (G大阪)倉田、米倉 (鹿島)ダヴィ |
2014年リーグ戦 第27節 | カシマ | ● 鹿島 2-3 G大阪 | (鹿島)赤﨑、土居 (G大阪)O.G.、パトリック、リンス |
2015年リーグ戦 1st第10節 | 万博 | ● G大阪 2-0 鹿島 | (G大阪)今野、遠藤 |
2015年リーグ戦 2nd第10節 | カシマ | ● 鹿島 1-2 G大阪 | (鹿島)鈴木優 (G大阪)宇佐美 |
2015年ナビスコ杯 決勝 | 埼玉 | ○ 鹿島 3-0 G大阪 | (鹿島)ファン・ソッコ、金崎、カイオ |
[メンバーリスト]
<鹿島>
ポジ | 番号 | 選手名 | 試合-得点 |
GK | 1 | 櫛引政敏 | 10-22 |
21 | 曽ヶ端準 | 24-24 | |
29 | 川俣慎一郎 | 0-0 | |
31 | 小泉勇人 | 0-0 | |
DF | 3 | 昌子源 | 29-3 |
5 | 青木剛 | 21-0 | |
14 | ファン・ソッコ | 24-0 | |
16 | 山本脩斗 | 28-3 | |
17 | ブエノ | 11-1 | |
22 | 西大伍 | 30-0 | |
23 | 植田直通 | 12-1 | |
24 | 伊東幸敏 | 8-0 | |
28 | 町田浩樹 | 0-0 | |
MF | 6 | 永木亮太 | 32-3 |
7 | カイオ | 32-10 | |
8 | 土居聖真 | 28-6 | |
10 | 柴崎岳 | 29-5 | |
13 | 中村充孝 | 17-2 | |
20 | 三竿健斗 | 39-0 | |
25 | 遠藤康 | 32-6 | |
26 | 久保田和音 | 0-0 | |
30 | 大橋尚志 | 0-0 | |
32 | 杉本太郎 | 1-0 | |
33 | 金崎夢生 | 27-9 | |
35 | 平戸太貴 | 0-0 | |
36 | 田中稔也 | 0-0 | |
40 | 小笠原満男 | 29-1 | |
FW | 9 | ジネイ | 4-1 |
15 | 高崎寛之 | 22-0 | |
18 | 赤﨑秀平 | 22-7 | |
34 | 鈴木優磨 | 7-2 | |
37 | 垣田裕暉 | ||
監督 | 石井正忠 | 2年目 |
<G大阪>
ポジ | 番号 | 選手名 | 試合-得点 |
GK | 1 | 東口順昭 | 34-36 |
16 | 田尻健 | 0-0 | |
18 | 藤ヶ谷陽介 | 1-1 | |
31 | 林瑞輝 | 0-0 | |
DF | 3 | 西野貴治 | 3-0 |
4 | 藤春廣輝 | 32-0 | |
5 | 丹羽大輝 | 34-0 | |
6 | 金正也 | 13-0 | |
8 | 岩下敬輔 | 24-0 | |
14 | 米倉恒貴 | 31-2 | |
15 | 今野泰幸 | 31-3 | |
22 | オ・ジェソク | 10-0 | |
32 | 野田裕喜 | 4-0(J2) | |
35 | 初瀬亮 | 0-0 | |
MF | 7 | 遠藤保仁 | 34-5 |
10 | 二川孝広 | 2-0 | |
11 | 倉田秋 | 31-5 | |
13 | 阿部浩之 | 33-4 | |
17 | 岡崎建哉 | 20-0(J2) | |
19 | 大森晃太郎 | 30-3 | |
21 | 井手口陽介 | 8-0 | |
25 | 藤本淳吾 | 19-3 | |
26 | 妹尾直哉 | 0-0 | |
27 | 内田達也 | 0-0 | |
28 | 嫁阪翔太 | 0-0 | |
36 | 市丸瑞希 | 0-0 | |
38 | 堂安律 | 2-0 | |
40 | 小椋祥平 | 15-0 | |
FW | 9 | アデミウソン | 33-8 |
20 | 長沢駿 | 18-3 | |
23 | 呉屋大翔 | ||
24 | 小川直毅 | 19-2(J3) | |
29 | パトリック | 32-12 | |
30 | 平尾壮 | 0-0 | |
33 | 一美和成 | 0-0(J2) | |
37 | 髙木彰人 | 0-0 | |
39 | 宇佐美貴史 | 34-19 | |
監督 | 長谷川健太 | 4年目 |
※試合-得点は2015シーズンのリーグ戦の成績。GKの得点の欄は失点。
※新加入選手は赤字で表示
[前回対戦時のハイライト] マッチレポート
[対戦相手の前節ハイライト]
[予想フォーメーション]
[予想スタメン]
<鹿島>(9位)
GK
21曽ヶ端準
DF
22西大伍
23植田直通
3昌子源
16山本脩斗
MF
40小笠原満男
20柴崎岳
25遠藤康
13中村充孝
FW
18赤﨑秀平
33金崎夢生
SUB
GK1櫛引政敏
DF5青木剛
DF24伊東幸敏
MF7カイオ
MF20三竿健斗
MF32杉本太郎
FW9ジネイ
監督
石井正忠
欠場予想選手
DF昌子源(臀部を痛めて出場微妙)
DFファン・ソッコ(韓国に一時帰国中で欠場濃厚)
DFブエノ(左足を痛めて欠場濃厚)
MF永木亮太(右太腿裏の肉離れで出場微妙)
MF土居聖真(コンディション不良で出場微妙)
FW鈴木優磨(左足首の捻挫で出場微妙)
CBは昌子に欠場の可能性があり、その場合は青木と植田のコンビが有力だ。急性虫垂炎から復帰した柴崎のメンバー入りが予想され、いきなりスタメンの可能性も十分ある。また、復帰した金崎もスタメンで赤﨑との2トップを組む可能性は十分だ。永木、土居、鈴木の3人はコンディション次第ではベンチ入りするだろう。
【KEY PERSON】
DF植田直通
…スタメン有力の中では唯一昨季の好調時の主力ではなかった選手だが、G大阪のパトリックや長沢封じにその高さは不可欠。相方のCBとの連係で石井スタイルを後方から支援したいところだ。
<G大阪>(9位)
GK
1東口順昭
DF
22オ・ジェソク
5丹羽大輝
6金正也
4藤春廣輝
MF
15今野泰幸
7遠藤保仁
11倉田秋
9アデミウソン
39宇佐美貴史
FW
29パトリック
SUB
GK18藤ヶ谷陽介
DF14米倉恒貴
MF13阿部浩之
MF19大森晃太郎
MF21井手口陽介
MF25藤本淳吾
FW20長沢駿
監督
西野朗
欠場予想選手
DF西野貴治(ケガで出場微妙)
DF岩下敬輔(ケガで出場微妙)
MF岡崎建哉(左膝前十字靭帯断裂で欠場濃厚)
MF嫁阪翔太(左膝内側側副靭帯損傷で欠場濃厚)
SBはオ・ジェソクの起用は確実だが、ケガ明けの米倉が藤春に代わって先発する可能性がある。CBの丹羽、ボランチの遠藤の起用も確実だが、CBに金正也勝ボランチに井手口のどちらかを起用するかによって、今野のポジションが変わってくる。2列目はトップ下はアデミウソンか倉田、右SHは倉田か藤本のどちらかだろう。1トップには長沢がパトリックに代わって起用される可能性がある。
[KEY PERSON]
FWアデミウソン
…年代別のブラジル代表も経験し、昨季は横浜FMで攻撃の核を担った新加入のアタッカー。ドリブル、パス、シュートと攻撃性能のすべてが優れており、またパスを引き出す力にも長けている。まだ連係は十分ではないが、この男にフリーで前を向かれると厄介なのは変わりない。
<明治安田生命J1 1st第1節 対戦カード>
日付 | 時間 | 対戦カード | 会場 |
2/27(土) | 14:00 | 磐田 0-1 名古屋 | ヤマハ |
広島 0-1 川崎F | Eスタ | ||
鳥栖 2-1 福岡 | ベアスタ | ||
15:00 | 柏 1-2 浦和 | 柏 | |
湘南 1-2 新潟 | BMWス | ||
神戸 0-2 甲府 | ノエスタ | ||
18:30 | 横浜FM 0-1 仙台 | 日産ス | |
19:00 | FC東京 0-1 大宮 | 味スタ | |
2/28(日) | 14:05 | G大阪-鹿島 | 吹田S |
<順位>
順位 | チーム | 試合 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失 |
1 | ヴァンフォーレ甲府 | 1 | 3 | 2 | 0 | 2 |
2 | 浦和レッズ | 1 | 3 | 2 | 1 | 1 |
アルビレックス新潟 | 1 | 3 | 2 | 1 | 1 | |
サガン鳥栖 | 1 | 3 | 2 | 1 | 1 | |
5 | ベガルタ仙台 | 1 | 3 | 1 | 0 | 1 |
大宮アルディージャ | 1 | 3 | 1 | 0 | 1 | |
川崎フロンターレ | 1 | 3 | 1 | 0 | 1 | |
名古屋グランパス | 1 | 3 | 1 | 0 | 1 | |
9 | 鹿島アントラーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ガンバ大阪 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
11 | 柏レイソル | 1 | 0 | 1 | 2 | -1 |
湘南ベルマーレ | 1 | 0 | 1 | 2 | -1 | |
アビスパ福岡 | 1 | 0 | 1 | 2 | -1 | |
14 | FC東京 | 1 | 0 | 0 | 1 | -1 |
横浜F・マリノス | 1 | 0 | 0 | 1 | -1 | |
ジュビロ磐田 | 1 | 0 | 0 | 1 | -1 | |
サンフレッチェ広島 | 1 | 0 | 0 | 1 | -1 | |
18 | ヴィッセル神戸 | 1 | 0 | 0 | 2 | -2 |
<ゴールランキング>
順位 | 選手名 | チーム | ゴール |
1 | クリスティアーノ | 甲府 | 2 |
2 | 三田啓貴 | 仙台 | 1 |
武藤雄樹 | 浦和 | ||
ズラタン | 浦和 | ||
岩上祐三 | 大宮 | ||
大谷秀和 | 柏 | ||
小林悠 | 川崎F | ||
高山薫 | 湘南 | ||
ラファエル・シルバ | 新潟 | ||
伊藤優汰 | 新潟 | ||
シモビッチ | 名古屋 | ||
ウェリントン | 福岡 | ||
豊田陽平 | 鳥栖 | ||
岡田翔平 | 鳥栖 |
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