タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています

2015年08月

 過去4年間勝てていない等々力での一戦、アウェイの鹿島はホームチームの勢いを序盤は受ける形となった。20分過ぎまでは完全に川崎Fのペース。ピンチこそほとんどなかったものの、細かいパス交換で守備が奪いどころを絞れずに後手に回り、中央を崩されるシーンが多かった。

 だが、時間が経つにつれ、徐々に鹿島が落ち着きを取り戻していく。川崎Fの攻撃に慣れ、中央の守備に堅さが出てくると、攻撃を両SBとA・マイアのドリブル、時折見られたロングボールのみに制限、逆に攻撃では2トップがサイドのスペースに流れてボールを呼び込んだり、カイオのドリブルでシュートチャンスを作り出し、流れを取り戻していく。しかし、鹿島もシュートはペナルティエリア外からに限定され、決定機は作れずにスコアレスで前半を折り返した。

 後半になって、先にチャンスを作ったのは川崎Fだった。大久保がファン・ソッコと入れ替わってシュート、さらにそのこぼれ球を拾ったA・マイアがシュート。しかし、どちらも曽ヶ端の好セーブで防ぐと、流れは鹿島にやってきた。その直後の51分、右サイドを突破した土居のマイナスのクロスに、走り込んだカイオが地を這うミドルを絶妙な位置に打ち込んで鹿島が先制に成功。この1点で流れを完全に掴んだ鹿島は、その7分後にも右サイドの遠藤のクロスを、金崎が先に触ってボールがクロスバーに当たると、そのこぼれ球に反応し、最後は叩きつける形でゴールにねじ込んで追加点。大きな2点リードを手にした鹿島が勝利をグッと引き寄せたのだった。

 この後、選手交代で流れを取り戻した川崎Fの攻勢が続く。鹿島も押し込まれながら耐えていたが、84分にカイオがエウシーニョにボールを奪われると、そこから小林、大久保と繋がれ、最後は再びエウシーニョに流し込まれて1点差に追い上げを許してしまう。それでも、次々に選手交代のカードを切って逃げ切りを図る鹿島は、ATに攻め上がった山村のミドルを、背中に当ててしまった赤﨑が目の前にこぼれたボールを確実に決めて、決定的な3点目をゲット。鹿島が5年ぶりの等々力での勝利で、6年ぶりの6連勝を達成した。

 耐えるべきところを耐えて、自分たちの流れの時にチャンスをモノにする。そんな勝つために必要なことが今の鹿島には当たり前のように出来ている。そんな姿を見ると、長らく等々力で勝てていなかったことを気にしていたのは、いらない心配だったのかもしれない。此れから連戦が続くが、まだ伸びしろすら見える鹿島がどこまで走り続けるのか、楽しみで仕方がない。

[試合記録]
2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第9節
2015年8月29日(土) 19:03キックオフ
等々力陸上競技場 入場者数:22632人

川崎フロンターレ川崎フロンターレ1-3鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ

[得点経過]
51分 <鹿島>カイオ(今季7点目 アシスト:土居聖真[今季4アシスト目])
58分 <鹿島>金崎夢生(今季6点目 アシスト:遠藤康[今季4アシスト目])
84分 <川崎F>エウシーニョ(アシスト:大久保嘉人)
90+3分 <鹿島>赤﨑秀平(今季6点目 アシスト:山村和也[今季1アシスト目])

[ハイライト動画]


[データ]

川崎F項目鹿島
8シュート16
2CK0
14FK13
5オフサイド4
0PK0

image

[警告・退場]
55分 <川崎F>エウシーニョ(警告)
68分 <鹿島>ファン・ソッコ(警告 累積1枚目)
73分 <鹿島>西大伍(警告 累積2枚目)
79分 <鹿島>柴崎岳(警告 累積3枚目 ※次節出場停止)

[フォーメーション]
myboard

[出場記録、採点・寸評]
<鹿島>
GK
21曽ヶ端準 6.5 失点シーンはノーチャンス。後半立ち上がりの好セーブ2連発は大きかった。
DF
22西大伍 6 クロスが合う場面は少なかったが、サポートは的確。守備も粘り強い対応。
14ファン・ソッコ 6.5 後手に回る場面もあったが、当たりの強さとカバーリングは終始光っていた。
3昌子源 6.5 中央を締めて自由にやらせず。空中戦も競り勝つシーンが多かった。
16山本脩斗 6 終盤でもスプリントは衰えず。A・マイアのドリブルも決定的な場面へは持っていかせず。
MF
20柴崎岳 6 決定的な仕事は出来ずも、技術の高さを見せた。次節出場停止が痛い。
→DF4山村和也(90分) 6.5 出場時間はわずかだが、ミドルがラッキーな形でアシストに。
40小笠原満男 7 守備でのボール回収率が高く、また高い位置でのパスセンスも光った。
25遠藤康 7 1アシストだけでなく、右サイドで起点になるプレーはとにかく効いていた。
7カイオ 7 失点シーンは減点も、運ぶ力は絶大。先制点のミドルも評価高。
→MF13中村充孝(88分) - 出場時間短く、評価なし。
FW
33金崎夢生 7 前線で体を張り続け、しぶとくボールを追って貴重な2点目も奪った。 MOM
8土居聖真 6.5
サイドに何度も流れるプレーで、チームを助けアシストも記録。
→FW18赤﨑秀平(83分) 6.5 3点目を奪って勝利を決めた。「川崎Fキラー」襲名か。
監督
石井正忠 7.5 狙い通りの展開に持ち込んで6連勝。負ける気がしないチームになってきた。

<川崎F>
GK
30新井章太 5
DF
18エウシーニョ 5.5
4井川祐輔 5
5谷口彰悟 5.5
20車屋紳太郎 5
MF
6山本真希 5.5
→MF22中野嘉大(60分) 5.5
16大島僚太 6
14中村憲剛 5.5
FW
10アルトゥール・マイア 6.5
→FW11小林悠(66分) 5.5
9杉本健勇 4.5
13大久保嘉人 5.5
監督
風間八宏 4.5

<主審>
木村博之

[明治安田生命J1 2nd第9節終了時 記録]
<対戦結果>

FC東京    1-1清水
横浜FM    4-0浦和
仙台    0-1新潟
川崎F    1-3鹿島
神戸    7-1鳥栖
広島    5-2名古屋
    2-2神戸
G大阪    1-0湘南
松本9/23開催山形

<年間 順位> ※暫定 
順位チーム試合勝点得点失点得失
1サンフレッチェ広島2655542628
2浦和レッズ2655502921
3FC東京265035269
4ガンバ大阪2647382513
5鹿島アントラーズ2644453312
6川崎フロンターレ264143385
7横浜F・マリノス2640362610
8柏レイソル263736333
9名古屋グランパス26363233-1
10湘南ベルマーレ26363133-2
11ヴィッセル神戸263235314
12ヴァンフォーレ甲府26291931-12
13サガン鳥栖26293351-18
14ベガルタ仙台262738380
15アルビレックス新潟26253247-15
16松本山雅FC25212343-20
17清水エスパルス26203148-17
18モンテディオ山形25181737-20

<2ndステージ 順位> ※暫定
順位チーム試合勝点得点失点得失
1鹿島アントラーズ92218810
2サンフレッチェ広島921251015
3柏レイソル9191486
4FC東京9151183
5ガンバ大阪91514122
6横浜F・マリノス9141596
7湘南ベルマーレ9141192
8名古屋グランパス9141415-1
9浦和レッズ9141112-1
10ヴィッセル神戸91318126
11川崎フロンターレ9111112-1
12アルビレックス新潟9111214-2
13ヴァンフォーレ甲府9979-2
14サガン鳥栖991119-8
15清水エスパルス97916-7
16松本山雅FC86617-11
17ベガルタ仙台941118-7
18モンテディオ山形84313-10

<ゴールランキング> ※暫定
順位選手名チームゴール
1宇佐美貴史G大阪16
2大久保嘉人川崎F15
豊田陽平鳥栖
4ドウグラス広島14
5クリスティアーノ11
大前元紀清水
佐藤寿人広島
8武藤雄樹浦和10
武藤嘉紀FC東京
10レナト川崎F9
ピーター・ウタカ清水
パトリックG大阪
レアンドロ神戸

 前節もチーム力の上昇と調子の良さを見せつける形で5連勝を飾った鹿島。この勢いのまま今節もいきたいところだが、今節から9月にかけてはカップ戦も挟んで連戦が続き、リーグ戦も1stステージで全て敗れた相手と難敵が揃っている。その最初の相手は過去4年間勝てていない等々力での川崎F戦だ。

 等々力での川崎F戦での敗れ方には共通するものがある。それは相手の攻撃力を恐れるがあまり、引きすぎてしまい失点し、そのビハインドを取り返すために前がかりになった所をカウンターで突かれるというものだ。現在の川崎Fも脅威の突破力を誇ったレナトこそ退団したものの、質の高いアタッカーは揃っており、遅攻もカウンターもレベルの高いものを備えている。その川崎Fに対抗するため、鹿島は身に付けつつある前線からのプレスがカギになってくる。DFラインを高く保ち、各々がそれぞれのポジションを素早くセットした所から始まるプレスが機能すれば、得意のショートカウンターに繋げることも可能だろう。また、中村憲と大島という川崎Fの攻撃の起点となる2ボランチの配球を制限できれば、失点のリスクもグッと減ってくるはずだ。

 また、攻撃面では相手のギャップを突いたポジショニングも意識したいところだ。川崎Fは守備面の組織が整備されているとは言えず、誰がチェックに行くのか、またチェックに行った後に誰がカバーしに行くのか、というチャレンジ&カバーの意識が希薄な部分がある。鹿島としては、恐れずに縦パスを前線に入れて、前線の流動的なポジショニングからチャンスを作り出したいところだ。

 大切なことは攻守において自らアクションを「仕掛ける」こと。それには当然リスクも伴ってくるが、今の鹿島はどんな状況になっても勝利を引き寄せる力が確実に備わりつつある。そうしたチャレンジの先に、鬼門突破が見えてくるはずだ。

2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第9節
川崎フロンターレ川崎フロンターレ鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ
8月29日(土) 19:00キックオフ
等々力陸上競技場

試合情報(川崎F公式サイト)
スタジアムの天気
スカパー!放送予定(18:50~ スカチャン0[CS800])
スカパー!オンデマンド配信リンク(18:50~)

[対戦相手情報]
川崎フロンターレ
2015シーズン(年間):6位 勝点41 25試合12勝5分8敗 42得点35失点
2015シーズン(2nd):10位 勝点11 8試合3勝2分3敗 10得点9失点
鹿島との対戦データ
技術を基にした攻撃力で相手を圧倒するスタイルを標榜する風間体制になって4季目になる今季だが、毎年目標に掲げるタイトルには今一歩足りないのが現状である。攻撃では相手に引かれると手詰まりになりがちなことが響き、また守備も安定しているとは言い難いからだ。チームは8月に入ってから未だ勝利なし。前節は湘南の神奈川ダービーで先制したものの、逆転負けを喫してしまった。特にチャンスを作りながらも、ここ3試合で1得点と攻撃陣が湿りがちなのが気がかりだ。この敗戦で、チームは年間順位でも2ndステージの順位でも後退を強いられている。ただ、ここに来て小林、登里とケガ人が復帰。ケガを抱えていた大久保の状態も上がってきており、元々中村憲、大島、谷口らリーグトップクラスの陣容がベストに近い状態に戻りつつある。さらに、今節は鹿島にとって川崎FがJ1復帰後に1度しか勝ったことのない鬼門等々力。2009年以来の6連勝を目指す鹿島にとっては、越えなくてはならない大きな壁である。

・メンバーリスト
ポジ番号選手名試合-得点
GK1松井謙弥0-0
21西部洋平9-14
24安藤駿介0-0
30新井章太16-21
DF2實藤友紀1-0
4井川祐輔19-0
8小宮山尊信13-0
17武岡優斗22-1
18エウシーニョ25-5
20車屋紳太郎23-0
23登里享平0-0
25山越亨太郎0-0
28板倉滉0-0
MF5谷口彰悟25-2
6山本真希5-0
7橋本晃司2-0
10アルトゥール・マイア2-0
14中村憲剛24-1
16大島僚太19-0
19森谷賢太郎17-1
22中野嘉大1-0
26三好康児3-0
35田坂祐介5-1
FW9杉本健勇17-5
11小林悠10-2
13大久保嘉人24-15
15船山貴之20-0
33長谷川竜也(特別指定)0-0
監督風間八宏4年目
※試合-得点は2015シーズンのリーグ戦の成績。GKの得点の欄は失点。

・直近5試合の結果
大会相手会場スコア得点者
明治安田生命J1
2nd第4節
清水等々力○3-2(川崎F)大久保2、武岡
(清水)P・ウタカ
明治安田生命J1
2nd第5節
松本松本○3-1(松本)阿部
(川崎F)田坂、谷口、大久保
明治安田生命J1
2nd第6節
山形等々力△0-0
明治安田生命J1
2nd第7節
神戸ノエスタ●0-2(神戸)レアンドロ、渡邉
明治安田生命J1
2nd第8節
湘南BMWス●1-2(湘南)藤田祥、アリソン
(川崎F)大久保

・鹿島との対戦成績
会場スコア得点者
2013年
第14節
等々力● 川崎F 4-2 鹿島(川崎F)レナト、大久保2、中村
(鹿島)大迫、梅鉢
2013年
第30節
カシマ○ 鹿島 4-1 川崎F(鹿島)土居、大迫、山村、遠藤
(川崎F)O.G.
2014年
第13節
等々力● 川崎F 4-1 鹿島(川崎F)小林2、大久保2
(鹿島)柴崎
2014年
第32節
カシマ○ 鹿島 2-1 川崎F(鹿島)遠藤、赤﨑
(川崎F)レナト
2015年
1st第17節
カシマ● 鹿島 2-3 川崎F(鹿島)金崎、赤﨑
(川崎F)エウシーニョ、レナト、大久保

[前回対戦時のハイライト]


[対戦相手の前節ハイライト]


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>(年間:5位、2nd:1位) ※()は2015年リーグ戦の記録、は累積警告
GK
21曽ヶ端準(15試合15失点)
DF
22西大伍(22試合0得点6アシスト)
14ファン・ソッコ(18試合0得点0アシスト)
3昌子源(22試合3得点1アシスト)
16山本脩斗(19試合2得点1アシスト)
MF
40小笠原満男(20試合1得点1アシスト)
20柴崎岳(21試合5得点9アシスト)
25遠藤康(23試合5得点3アシスト)
7カイオ(23試合6得点3アシスト)
FW
8土居聖真(23試合6得点3アシスト)
33金崎夢生(19試合5得点1アシスト)
SUB
GK1佐藤昭大(10試合17失点)
DF4山村和也(8試合0得点0アシスト)
DF23植田直通(12試合1得点0アシスト)
MF10本山雅志(6試合0得点0アシスト)
MF13中村充孝(12試合1得点0アシスト)
MF32杉本太郎(1試合0得点0アシスト)
FW18赤﨑秀平(15試合5得点0アシスト)
監督
石井正忠

欠場予想選手
FWジネイ(右膝前十字靭帯と右膝半月板の損傷で欠場濃厚)

前節からの変更予想は、植田がU-22代表合宿に参加したことを考慮して、CBにファン・ソッコが入り、またボランチに小笠原が復帰しそうだ。その他は前節の好調ぶりそのままに変更はなさそう。SUBでは紅白戦で主力組にも入った杉本のベンチ入りを予想。

【KEY MAN】
MFカイオ
…前節、2ndステージ初ゴールと調子を上げてきたブラジル人アタッカー。前節は守備での貢献度も高かっただけに、相手の守備のギャップで受けてからのドリブルだけでなく、前線からのプレスでショートカウンターに繋げる動きにも期待したい。

<川崎F>(年間:6位、2nd:10位) ※()は2015年リーグ戦の記録
GK
30新井章太(16試合21失点)
DF
17武岡優斗(22試合1得点)
5谷口彰悟(25試合2得点)
20車屋紳太郎(23試合0得点)
8小宮山尊信(13試合0得点)
MF
14中村憲剛(24試合1得点)
16大島僚太(19試合0得点)
18エウシーニョ(25試合5得点)
10アルトゥール・マイア(2試合0得点)
FW
9杉本健勇(17試合5得点)
13大久保嘉人(24試合15得点)
SUB
GK21西部洋平(9試合14失点)
DF2實藤友紀(1試合0得点)
DF23登里享平(0試合0得点)
MF6山本真希(5試合0得点)
MF19森谷賢太郎(17試合1得点)
MF22中野嘉大(1試合0得点)

FW11小林悠(10試合2得点)
監督
風間八宏

欠場予想選手
DF井川祐輔(コンディション不良で出場微妙)
MF田坂祐介(コンディション不良で欠場濃厚)

布陣は4バックだと4-2-2-2と4-2-3-1、3バックでも3-4-3と様々な布陣を使い分けるが、今節は鹿島に合わせて前節と同じ4-2-2-2と予想した。右SBに前節ミスをした武岡に代わってエウシーニョ、CBにコンディション不良の井川に代わって車屋、2列目にこの夏に加入したA・マイアが入る可能性がある。また、1トップの場合は1トップに大久保、トップ下に中村憲が入り、ボランチには山本が入ると予想。また、SUBにはケガから復帰した登里や小林、前節Jデビューを果たしたドリブラーの中野らが入ると予想。上記のメンバー以外ではFWの船山が入る可能性もある。

[要注意選手]
FW大久保嘉人
…前節の得点でJ1で3季連続15ゴールを達成した川崎Fのエース。質の高い動き出しや、スキあらば繰り出される精度の高いシュート、カウンター時の馬力あるドリブルとあらゆる面がハイレベルの点取り屋だ。鹿島は川崎F戦でこの男にゴールを許した時は全て敗れているだけに、この男を封じることが勝利への絶対条件となる。

<明治安田生命J1 2nd第9節 対戦カード>
日付時間対戦カード会場
8/29(土)18:00清水-FC東京アイスタ
18:30横浜FM-浦和日産ス
19:00仙台-新潟ユアスタ
川崎F-鹿島等々力
神戸-鳥栖神戸ユ
広島-名古屋Eスタ
8/30(日)19:00柏-甲府
G大阪-湘南万博
9/23(水・祝)14:00松本-山形松本

<年間 順位>
順位チーム試合勝点得点失点得失
1浦和レッズ2555502525
2サンフレッチェ広島2552492425
3FC東京254934259
4ガンバ大阪2542372512
5鹿島アントラーズ2541423210
6川崎フロンターレ254142357
7横浜F・マリノス253732266
8柏レイソル253634313
9名古屋グランパス253630282
10湘南ベルマーレ25363132-1
11ヴィッセル神戸25292830-2
12サガン鳥栖25293244-12
13ヴァンフォーレ甲府25281729-12
14ベガルタ仙台252738371
15アルビレックス新潟25223147-16
16松本山雅FC25212343-20
17清水エスパルス25193047-17
18モンテディオ山形25181737-20

<2ndステージ 順位>
順位チーム試合勝点得点失点得失
1鹿島アントラーズ8191578
2サンフレッチェ広島81820812
3柏レイソル8181266
4浦和レッズ8141183
5湘南ベルマーレ8141183
6FC東京8141073
7名古屋グランパス81412102
8ガンバ大阪81213121
9横浜F・マリノス8111192
10川崎フロンターレ8111091
11ヴィッセル神戸81011110
12サガン鳥栖891012-2
13ヴァンフォーレ甲府8857-2
14アルビレックス新潟881114-3
15清水エスパルス86815-7
16松本山雅FC86617-11
17ベガルタ仙台841117-6
18モンテディオ山形84313-10

<ゴールランキング>
順位選手名チームゴール
1宇佐美貴史G大阪16
2大久保嘉人川崎F15
3豊田陽平鳥栖14
4大前元紀清水11
ドウグラス広島
6武藤雄樹浦和10
クリスティアーノ
武藤嘉紀FC東京
佐藤寿人広島
10レナト川崎F9
ピーター・ウタカ清水
パトリックG大阪

 前回対戦時にも苦戦を強いられた山形相手に、鹿島は今回も苦戦を強いられることになった。立ち上がり、山形はWBの位置取りを高くして、前から積極的にプレスをかけて、ロングボール主体の攻め方で鹿島ゴールに迫った。これを受けてしまった鹿島は、中々前線にボールが渡らず、押し込まれる展開になってしまう。

 それでもこのままズルズルと行かないのが今の鹿島である。敢えてラインを下げて中央を固めることで、山形の攻撃を跳ね返すことに集中。山形のハイプレスが長くは続かないことを見越しての選択だった。その結果、単発な攻撃資格り出せない鹿島だったが、山形にシュートは打たれながらも大きなピンチとはならず、失点の危険性が低い攻撃を繰り返させていった。

 そして、このペースのまま後半に持ち込むかと思われた40分、試合が動く。鹿島は左サイドのスローインから粘って山本がニアにボールを入れると、それを受けた土居がドリブルで3人をかわして切れ込みクロス、これをファーで金崎が競り勝ってヘディングで押し込み、先制に成功。山形のペースが落ち気味になった所を突いた見事な得点で、鹿島は1点リードで前半を折り返す。

 後半になると、予測通りペースが落ちてきた山形に対して、鹿島がペースを握り出す。57分には、宇佐美の縦パスをカットしたカイオからボールを繋いで、土居が右サイドに展開。抜け出した遠藤のクロスに、走り込んだカイオが詰めて、追加点をゲット。小笠原を投入した後は、ボールが落ち着くようになり、鹿島が試合を支配する時間がどんどん増えていく。そして、74分にはカイオが左サイドを突破すると、折り返したボールを遠藤がダイレクトで合わせて、決定的な3点目が入る。終了間際に訪れたピンチも、中島のシュートを曽ヶ端が見事にストップして、完封も達成。結果として、鹿島が盤石の勝ち方で5連勝、2ndステージ首位を守り抜いた。

 自分たちの時間帯でなくても慌てることなくこらえられるという勝者のスタイル、そうした劣勢の時間帯に得点が奪えるという好調のチームが持つスタイル、その両方を兼ね備えた今の鹿島のチームの盤石さは簡単に揺らぐものではないだろう。

[試合記録]
2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第8節
2015年8月22日(土) 18:34キックオフ
県立カシマサッカースタジアム 入場者数:16700人

鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ3-0モンテディオ山形モンテディオ山形

[得点経過]
40分 <鹿島>金崎夢生(今季5点目 アシスト:土居聖真[今季3アシスト目])
57分 <鹿島>カイオ(今季6点目 アシスト:遠藤康[今季3アシスト目])
74分 <鹿島>遠藤康(今季5点目 アシスト:カイオ[今季3アシスト目])

[ハイライト動画]


[データ]

鹿島項目山形
7シュート11
2CK7
14FK18
1オフサイド0
0PK0

image
[警告・退場]
14分 <鹿島>山村和也(警告 累積1枚目)
31分 <山形>キム・ボムヨン(警告)
37分 <山形>山田拓巳(警告)
84分 <鹿島>遠藤康(警告 累積2枚目)

[フォーメーション]
myboard

[出場記録、採点・寸評]
<鹿島>
GK
21曽ヶ端準 6.5 ハイボールへの対応が抜群。終了間際の好セーブで完封に大きく貢献。
DF
22西大伍 5.5 背後を狙われ、フィジカルの部分で競り負けるところも。
23植田直通 6.5 的確なポジショニングで相手の攻撃を跳ね返す。ミスも見られなかった。
3昌子源 6 相手のパワーにも粘り強く対応して、劣勢の中でも耐え抜いた。
16山本脩斗 6 自身のサイドはほとんど崩されず。攻撃でも的確なサポートを見せた。
MF
4山村和也 5.5 序盤は裏を取られて、危うく退場になる所だった。徐々に落ち着いてきた。
→MF40小笠原満男(68分) 6.5 チームの流れをグッと引き寄せ、勝利を確実なものにした。
20柴崎岳 6 後半に存在感を見せたが、その存在感を劣勢の前半にも見せたい。
25遠藤康 7 攻撃の矢印が後ろ向きになることがやや多かったが、1ゴール1アシストときっちり結果を残した。
7カイオ 7.5 1ゴール1アシストで勝利に貢献。守備での貢献度も非常に高かった。 MOM
→DF17鈴木隆雅(86分) - 出場時間短く、評価なし。
FW
33金崎夢生 7 1ゴールだけでなく、相手の背後に蹴られたボールに走り込んで、プレッシャーをかけたプレーも評価できる。
8土居聖真 7
 アシストの1プレーが、試合の流れを大きく変えた。前線からのプレスも〇。
→FW18赤﨑秀平(66分) 5.5 3つあったシュートチャンスのうち、1つは決めておきたかった。
監督
石井正忠 7 我慢したことが5連勝の要因の一つにも。選手起用も当たった。

<山形>
GK
1山岸範宏 5.5
DF
26宇佐美宏和 4.5
4西河翔吾 5
13石川竜也 5
MF
6山田拓巳 5
5アルセウ 5
15宮阪政樹 5.5
24ロメロ・フランク 5
→MF9中島裕希(60分) 5.5
29川西翔太 5.5
→FW8林陵平(71分) 5
22キム・ボムヨン 4.5
FW
11ディエゴ 5
監督
石﨑信弘 5

<主審>
松尾一

[明治安田生命J1 2nd第8節終了時 記録]
<対戦結果>

2-0松本
甲府1-0神戸
鹿島3-0山形
浦和3-1仙台
湘南2-1川崎F
新潟0-2広島
名古屋0-0FC東京
G大阪1-0清水
鳥栖1-2横浜FM

<年間 順位>
順位チーム試合勝点得点失点得失
1浦和レッズ2555502525
2サンフレッチェ広島2552492425
3FC東京254934259
4ガンバ大阪2542372512
5鹿島アントラーズ2541423210
6川崎フロンターレ254142357
7横浜F・マリノス253732266
8柏レイソル253634313
9名古屋グランパス253630282
10湘南ベルマーレ25363132-1
11ヴィッセル神戸25292830-2
12サガン鳥栖25293244-12
13ヴァンフォーレ甲府25281729-12
14ベガルタ仙台252738371
15アルビレックス新潟25223147-16
16松本山雅FC25212343-20
17清水エスパルス25193047-17
18モンテディオ山形25181737-20

<2ndステージ 順位>
順位チーム試合勝点得点失点得失
1鹿島アントラーズ8191578
2サンフレッチェ広島81820812
3柏レイソル8181266
4浦和レッズ8141183
5湘南ベルマーレ8141183
6FC東京8141073
7名古屋グランパス81412102
8ガンバ大阪81213121
9横浜F・マリノス8111192
10川崎フロンターレ8111091
11ヴィッセル神戸81011110
12サガン鳥栖891012-2
13ヴァンフォーレ甲府8857-2
14アルビレックス新潟881114-3
15清水エスパルス86815-7
16松本山雅FC86617-11
17ベガルタ仙台841117-6
18モンテディオ山形84313-10

<ゴールランキング>
順位選手名チームゴール
1宇佐美貴史G大阪16
2大久保嘉人川崎F15
3豊田陽平鳥栖14
4大前元紀清水11
ドウグラス広島
6武藤雄樹浦和10
クリスティアーノ
武藤嘉紀FC東京
佐藤寿人広島
10レナト川崎F9
ピーター・ウタカ清水
パトリックG大阪

↑このページのトップヘ