タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています。「DEAR Magazine」、「ぐるたび」にも寄稿しています。

2015年02月

アルビレックス新潟アルビレックス新潟
2014シーズン(J1):12位 勝点44 12勝8分14敗 30得点36失点

田中亜退団は痛手も、弱点を確実に補強

<移籍動向>
INポジ選手名前所属OUTポジ選手名移籍先
GK川浪吾郎←徳島GK渡辺泰広→徳島
DF前野貴徳←鹿島DFイ・ミョンジェ→蔚山現代
コルテース←クリシューマ(ブラジル)MF田中亜土夢→HJKヘルシンキ(フィンランド)
FW山崎亮平←磐田FW岡本英也→大分
平松宗←国士舘大

<寸評>
 
昨季は上位進出も予想されたが、得点力不足が響いて12位に終わった。今季こそは飛躍のシーズンにするために、チームの主力の大半を残留させることに成功した。
 一方で、補強は少数精鋭に留めた印象だ。攻撃陣では磐田から山崎を獲得。指導を受けたことがある柳下監督の下で覚醒したいところである。また、昨夏のキム・ジンスの退団以降固定できなかった左SBには、鹿島から前野、そして元ブラジル代表のコルテースと、いずれも攻撃力が武器のレフティーを獲得した。一方で、田中亜が海外移籍したのは痛手なところ。2列目の層の薄さは気がかりだ。
 昨季はポゼッション力を高めることには成功した。今季はそこから指宿や鈴木、R・シルバといった特徴のあるFW陣を加えて、どう変化をつけてゴールに迫るかがカギとなる。守備は安定しているだけに、攻撃力アップは上位進出にそのまま結びついてくるだろう。

<2015シーズン 予想布陣>
myboard

<ポジション別 分析> ※各ポジションごとに充実度を10点満点で採点。合計は50点満点。
[FW] 7点
指宿、山崎、R・シルバ、鈴木、田中と駒は揃っている。調子次第で入れ替えか。
[MF] 7点
2列目は山本と成岡が軸。加藤も控えるが、鈴木や山崎のコンバートも。ボランチはL・シルバと小林のコンビが軸で、小泉が控える形。
[DF] 8点
SBは右に松原、左にコルテースが有力。右には川口、左には前野が控える。CBは多いと舞行龍のコンビが盤石。大野らはバックアッパーか。
[GK] 7点
守田が不動の守護神。サブの1番手は黒河。
[監督] 7点
年々サッカーの質は上がってきている。今季は得点力アップに挑む。

合計:36点

<期待の新戦力>
DF7コルテース(←クリシューマ(ブラジル))

ブラジル代表も持つ左SB。武器はオーバーラップで、一人で局面を打開できる突破力を持つ。昨季後半、左SBを固定できなかった新潟にとって、日本のサッカーに慣れ、守備が機能すれば、大きな戦力になるはずだ。

<3月の公式戦日程>
日付大会
相手会場
3/7(土)J1
1-1
鳥栖ベアスタ
3/14(土)J1
1-2
清水デンカS
3/18(水)ナビスコ杯
予選①
F東京味スタ
3/22(日)J1
1-3
デンカS
3/28(土)ナビスコ杯
予選②
広島デンカS

<2015シーズン メンバー>
ポジ番号選手名試合-得点
GK1黒河貴矢0-0
21守田達弥34-36
22川浪吾郎1-5
31阿部航斗(2種)0-0
DF2大野和成20-0
3大井健太郎33-1
4舞行龍ジェームズ29-0
5前野貴徳2-0
7コルテース
17ソン・ジュフン2-0
24川口尚紀10-0
26酒井高聖0-0
27松原健31-0
MF6小林裕紀25-0
8レオ・シルバ33-6
13加藤大6-0
18成岡翔23-3
23山本康裕20-2
25小泉慶26-0
FW9山崎亮平39-8(J2)
10ラファエル・シルバ7-1
11指宿洋史15-3
14田中達也24-2
19鈴木武蔵29-3
34平松宗
監督柳下正明4年目
※試合-得点は2014シーズンのリーグ戦の成績。GKの得点の欄は失点。

松本山雅FC松本山雅FC
2014シーズン(J2):2位 勝点83 24勝11分7敗 65得点35失点

主力の流出をカバーして、初のJ1へ

<移籍動向>
INポジ選手名前所属OUTポジ選手名移籍先
GK鈴木智幸←栃木GK野澤洋輔→新潟・S(シンガポール)
キローラン菜入←東京V永井堅梧→富山
DF後藤圭太←岡山DF犬飼智也→清水
坂井達弥←鳥栖玉林睦実→愛媛
那須川将大←徳島多々良敦斗→仙台
谷奥健四郎←順天堂大飯尾和也→引退
酒井隆介←京都MFユン・ソンヨル→ソウル・イーランドFC(韓国)
MFドリバ←アメリカMG(ブラジル)FW北井佑季→富山
石原崇兆←岡山サビア→未定
前田直輝←東京V船山貴之→川崎F
柴田隆太朗←拓殖大山本大貴→仙台
FWオビナ←アメリカMG(ブラジル)イ・ジュンヒョブ→未定
池元友樹←北九州
荒田智之←岡山
阿部吉朗←磐田

<寸評>
 
持ち前のハードワークをさらに熟成させて、開幕ダッシュに成功しそのままシーズンを大きな波なく走り切った昨季は、J2参入3年目で念願のJ1昇格を達成。今季はいよいよ初のJ1に殴り込みをかけることになる。
 そんなJ1初参入の松本だがエースの船山と昨季終盤に1トップを務めた山本が退団。クラブはその代役としてフィジカルが武器のオビナ、J2で結果を残してきた石原、荒田、池元らを獲得。J1での活躍は未知数だがひとまず数は手に入れた形だ。また、守備陣でも犬飼と多々良という主力が流出したが、日本代表経験のある坂井ややはりJ2で実績のある後藤、酒井を獲得。クラブの求める高さのあるCBを揃えることに成功した。
 実力では未知数だが、可能性のある選手は揃っている。そうした駒を反町監督がどこまで操れるか、また持ち前のハードワークサッカーがどこまで通用するかが、J1で戦えるかのカギを握りそうだ。

<2015シーズン 予想布陣>
myboard

<ポジション別 分析> ※各ポジションごとに充実度を10点満点で採点。合計は50点満点。
[FW] 6点
1トップはオビナが有力。サブには新たや塩沢、阿部が控える。2シャドーは岩上が不動。残り1枠は池元か石原か。
[MF] 6点
WBは左の岩沼と右の田中は不動。左には那須川と鐡戸、右には飯尾が控える。ボランチは喜山と岩間のコンビが鉄板。ドリバなどもいるがやや層が薄いか。
[DF] 7点
飯田と後藤は3バックの有力候補。残り1枠を坂井と酒井で争う。また、大久保も控えている。
[GK] 7点
守護神は村山だが、鈴木や白井などサブも実力者が揃う。
[監督] 8点
今季もスタイルは不変。J1初挑戦だけに指揮官のスカウティングなども大きなカギに。

合計:34点

<期待の新戦力>
FW9オビナ(←アメリカMG(ブラジル))

エースとしての期待がかかるブラジル人FW。決してスピードのある選手ではないが、フィジカルは強く強烈なシュートやヘディングが武器。この男の得点力がチームのJ1残留の成否を大きく左右することになるだろう。

<3月の公式戦日程>
日付大会
相手会場
3/7(土)J1
1-1
名古屋豊田ス
3/14(土)J1
1-2
広島松本
3/18(水)ナビスコ杯
予選①
鳥栖ベアスタ
3/22(日)J1
1-3
清水アイスタ
3/28(土)ナビスコ杯
予選②
F東京松本

<2015シーズン メンバー>
ポジ番号選手名試合-得点
GK1村山智彦41-35(J2)
21鈴木智幸30-47(J2)
25白井裕人0-0(J2)
35キローラン菜入6-7(J2)
DF2大久保裕樹13-3(J2)
3田中隼磨39-0(J2)
4飯田真輝42-6(J2)
13後藤圭太37-3(J2)
15坂井達弥9-0
16鐡戸裕史19-0(J2)
24那須川将大20-0
28谷奥健四郎
30酒井隆介41-2(J2)
MF5岩間雄大36-1(J2)
6岩沼俊介39-1(J2)
8岩上祐三41-8(J2)
11喜山康平39-4(J2)
17飯尾竜太朗8-0(J2)
19ドリバ
20石原崇兆28-2(J2)
22前田直輝26-3(J2)
26道上隼人2-0(J2)
27柴田隆太朗0-0(J2)
34椎名伸志19-0(J2)
38和田達也1-0(J2)
FW9オビナ
10塩沢勝吾17-2(J2)
14池元友樹42-15(J2)
19棗佑喜5-0(J2)
32荒田智之13-3(J2)
39阿部吉朗20-3(J2)
41柳下大樹3-0(J2)
監督反町康治4年目
※試合-得点は2014シーズンのリーグ戦の成績。GKの得点の欄は失点。

ヴァンフォーレ甲府ヴァンフォーレ甲府
2014シーズン(J1):13位 勝点41 9勝14分11敗 27得点31失点

監督交代で、気がかりは堅守の維持

<移籍動向>
INポジ選手名前所属OUTポジ選手名移籍先
GK河田晃兵←G大阪GK岡大生→千葉
DF渡邉将基←北九州DF佐々木翔→広島
熊谷駿←仙台育英高青山直晃→ムアントン・ユナイテッド(タイ)
MFブルーノ・ジバウ←オエステ(ブラジル)MFマルキーニョス・パラナ→未定
野田紘史←長崎イルファン→札幌
堀米勇輝←愛媛水野晃樹→千葉
FWウィリアム・エンリケ←ヴィトーリア(ブラジル)FWクリスティアーノ→柏
アドリアーノ←徳島ジウシーニョ→アウダックス・サンパウロEC(ブラジル)
伊東純也←神奈川大キリノ→未定
河本明人→栃木

<寸評>
 
昨季は堅守を武器に残留争いから抜け出して目標を達成。初の3季連続でJ1を戦う今季は3年間チームを率いた城福監督が退任。チームは昨季まで横浜FMの監督だった樋口靖洋氏を迎えてJ1定着を目指す。
 その陣容を見ていくと、まずは外国人を総入れ替え。M・パラナ、クリスティアーノ、ジウシーニョ、イルファン、キリノが退団し、前線に徳島からアドリアーノ、アタッカーのW・エンリケ、ボランチのB・ジバウを獲得。このブラジル人トリオに昨季苦しんだ得点力不足解消に期待がかかる。また、即戦力の期待がかかる大卒ルーキーの伊東を獲得し、J2で経験を積んだ堀米も復帰している。一方、守備陣では堅守を支えたCBのレギュラーである佐々木と青山が退団。左サイドのスペシャリストの野田と北九州の躍進に貢献した渡邉を獲得したものの、特にCBの層には不安が残る。
 新外国人とベテランの多い攻撃陣の不安感に加え、昨季まで安定していた守備にも不安が残るのが現状だ。樋口新監督の標榜する「前から奪いに行く守備」が機能しなければ、厳しい戦いを強いられるだろう。いずれにせよ、監督も含めた新加入組が大きなカギを握る。

<2015シーズン 予想布陣>
myboard

<ポジション別 分析> ※各ポジションごとに充実度を10点満点で採点。合計は50点満点。
[FW] 6点
1トップはアドリアーノが有力で盛田が控える。2シャドーは阿部拓を軸にW・エンリケ、石原、堀米、伊東で争う。
[MF] 6点
WBは左は阿部翔が不動で野田はバックアッパー。右は松橋と福田が争う。ボランチが新井がケガで出遅れ、
保坂を軸にB・ジバウ、稲垣、下田で争う。石原のコンバートも。
[DF] 6点
山本、畑尾が軸。もう1人の主力と目された渡邉はケガで離脱したため、津田、土屋、野田、盛田、熊谷から代役を探すことに。
[GK] 7点
荻が有力だが河田もレギュラーを張れる能力がある。
[監督] 6点
3-4-2-1の他にも2トップなどの布陣を模索。前から奪いに行く守備を機能させたい。

合計:31点

<期待の新戦力>
DF22渡邉将基(←ギラヴァンツ北九州)
2014シーズン:40試合0得点(J2)

身体能力の高さが武器のCB。特にヘディングの強さは折り紙付きだ。昨季は北九州で主力として1年間戦い、チームの躍進に貢献した。迎えた今季は初のJ1と満を持してのステップアップ。堅守維持に貢献できるか。

<3月の公式戦日程>
日付大会
相手会場
3/7(土)J1
1-1
広島Eスタ
3/14(土)J1
1-2
名古屋中銀スタ
3/18(水)ナビスコ杯
予選①
湘南BMWス
3/22(日)J1
1-3
G大阪中銀スタ

<2015シーズン メンバー>
ポジ番号選手名試合-得点
GK1荻晃太23-19
21河田晃兵0-0
31岡西宏祐0-0
32中村将(2種)0-0
DF2福田健介17-0
3畑尾大翔5-0
4山本英臣33-3
16松橋優12-0
17津田琢磨2-0
22渡邉将基40-0
26熊谷駿
27阿部翔平34-1
28橋爪勇樹2-0
41土屋征夫0-0
MF5ブルーノ・ジバウ
7石原克哉28-3
8新井涼平32-1
13野田紘史27-2(J2)
14堀米勇輝42-8(J2)
18下田北斗11-0
23稲垣祥19-0
25若杉好輝0-0
30保坂一成8-1
FW9阿部拓馬14-1
10ウィリアム・エンリケ
11アドリアーノ10-0
15伊東純也0-0
19盛田剛平29-5
24松本大輝3-0
監督樋口靖洋1年目
※試合-得点は2014シーズンのリーグ戦の成績。GKの得点の欄は失点。

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