タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています。「DEAR Magazine」、「ぐるたび」にも寄稿。

2013年12月

今日はシーズンレビューです。対戦相手のシステムによってどれくらい成績が変わってくるのか調べてみました。(リーグ戦のみ対象) ※対戦相手の順位は対戦する前の節までの順位

[4バック]
①4-4-2
・第4節 VS大宮(6位タイ) ×1-3
・第5節 VSC大阪(3位) ◯1-0
・第7節 VS甲府(8位) △0-0
・第8節 VS新潟(13位) ◯3-2
・第18節 VS名古屋(12位) ×1-3
・第19節 VS大宮(2位) ◯1-0
・第20節 VS仙台(9位) ×1-2
・第21節 VS新潟(12位) ◯1-0
・第24節 VS柏(7位) ◯3-1
・第26節 VS磐田(17位) ◯3-2

10試合6勝1分3敗15得点13失点 勝点19 勝率:.600 1試合平均:1.50得点 1.30失点 勝点1.90

②4-5-1
・第1節 VS鳥栖(1位タイ) △1-1
・第9節 VS横浜FM(2位) △1-1
・第12節 VS名古屋(14位) ◯3-1
・第13節 VSFC東京(7位) ◯3-2
・第14節 VS川崎(8位) ×2-4
・第15節 VS清水(10位) ◯3-1
・第17節 VS磐田(17位) △1-1
・第22節 VS横浜FM(1位) ◯2-1
・第28節 VSFC東京(5位) ◯4-1
・第30節 VS川崎(6位) ◯4-1
・第31節 VS湘南(16位) ◯2-1
・第32節 VS鳥栖(14位)  ×1-2
・第33節 VSC大阪(4位) ◯2-1

13試合8勝3分2敗29得点18失点 勝点27 勝率:.615 1試合平均:2.23得点 1.38失点 勝点2.08

③4-3-3
・第2節 VS仙台(8位タイ) ◯3-2
・第23節 VS清水(13位) ×3-4

2試合1勝1敗6得点6失点 勝点3 勝率:.500 1試合平均:3.00得点3.00失点 勝点1.50

4バック合計
25試合15勝4分6敗50得点37失点 勝点49 勝率:.600 1試合平均:2.00得点1.48失点 勝点1.96

[3バック]
①3-6-1
・第3節 VS広島(7位) △0-0
・第10節 VS湘南(16位) ◯1-0
・第11節 VS浦和(4位) ×1-3
・第16節 VS柏(10位) ×1-2
・第25節 VS甲府(15位) ×0-3
・第27節 VS大分(18位) ◯3-1
・第29節 VS浦和(3位) ×1-2
・第34節 VS広島(2位) ×0-2

②3-1-4-2
・第6節 VS大分(18位) ◯3-2

3バック合計
9試合3勝1分5敗10得点15失点 勝点10 勝率:.333 1試合平均:1.11得点1.67失点 勝点1.11

[考察]
調べる前から分かってはいたのだが、やはり3バックのチーム相手に全く勝てていない。そもそも3-6-1が鹿島のような4バック主体のチーム対策に生み出されたシステムなのだが、今までの鹿島は個人能力の高さやオリヴェイラの戦術で蹴散らしてきていた。しかし、チーム力が落ち、オリヴェイラのいない今では、新たに対策を練らなければいけないのではないだろうか。特に4バックと3バックでは得点力の差が顕著である。これは、あまりにもボールを相手に支配されているためと考えられる。ボールの奪い所と収め所をはっきりさせ、カウンターとセットプレー頼みの攻撃から脱却する必要があると思う。

久々の通信簿です。

22西大伍(26) C
成績:リーグ戦29試合出場。ナビスコ杯8試合出場。天皇杯1試合出場。スル銀杯1試合出場。PSM水戸戦1試合出場。

今季もシーズン中盤までは不動の右SBとしてのレギュラーとして戦い続けたが、1対1の守備やカバーリングなどに課題があり、決して安定した出来ではなかった。また、攻撃面でも左SBの中田とのバランスを気にしてか、サイドを敵陣深くまで攻め上がることも少なかった。終盤には伊東にポジションを奪われるなど苦しいシーズン。来季は激しいポジション争いが待っているが、フィジカル面とビルドアップ能力の高さを武器にレギュラーの座を盤石にし、もっと得点に絡みたい所。

23植田直通(19) E
成績:ナビスコ杯2試合出場。天皇杯1試合出場。ベトナム遠征1試合出場。

「開幕スタメンを狙う」と宣言した逸材にとって、リーグ戦出場ゼロはあまりにも悔しい結果となった。高さや強さといった身体能力はプロでも十分通用したが、ポジショニングなど技術面での課題が多く、最終ラインの一角を担うにはあまりにも心もとなかった。とはいえ、シーズン終盤には監督の徹底指導のかいもあり、成長を感じさせるパフォーマンスが見られるようになった。岩政が抜ける来季、パワー系のCBは彼だけ。U-21代表での活動もあるが、まずはクラブでリーグ戦出場を果たし、レギュラー争いに加わりたい。

24伊東幸敏(20) C
成績:リーグ戦6試合出場。天皇杯2試合出場1得点。ベトナム遠征1試合出場。

今季開花したセレーゾチルドレンの1人。西の出場停止により、リーグFC東京戦(国立)でリーグ戦初出場を飾ると、スピードと運動量を活かした攻守において積極的なプレーを見せ、終盤戦はレギュラーに定着。飛躍の1年となった。しかし、クロス精度の低さや、守備においての軽さは課題。来季はレギュラー定着を目指すと共に、U-21代表にも絡んでいきたい。

26鈴木隆雅(19) E
成績:[鹿島]ベトナム遠征1試合出場。
     [千葉]J2リーグ戦2試合出場。天皇杯1試合出場。

身体能力の高さを活かしたスケールの大きいプレーが魅力の左SB。しかし、攻守両面で荒削りで課題が多く、鹿島ではレギュラー争いどころかベンチ入りもならなかった。そのため、夏に千葉に期限付き移籍。千葉に移籍直後も試合に絡めなかったが、練習でのアピールもあってかベンチ入りし、2試合に途中出場した。しかし、インパクトを残せずにいると、再び終盤戦はベンチ外となってしまった。来季は鹿島に復帰したが、再びレンタルの可能性もある。いずれにせよ、ポジションをつかむには長所を明確にして、アピールしていくことが必要か。

今日はシーズンレビューやります。(通信簿は次回)今回のシーズンレビューは、様々なデータなどから今季を振り返りたいと思います。(普通に1試合ずつ振り返ったり、総括したものをやるかは検討中)今回は、今季の鹿島でFWを務めた大迫とダヴィを特集します。2人の共存は最後まで課題として残ったわけですが、2人が出た時、出なかった時ではどれくらい違うのか調べてみました。(今回はリーグ戦のみ対象)

[大迫とダヴィが共にスタメンだった時] 
・第1節 VS鳥栖 △1-1(大迫1得点)
・第2節 VS仙台 ◯3-2(大迫1得点、ダヴィ2得点)
・第3節 VS広島 △0-0
・第7節 VS甲府 △0-0
・第8節 VS新潟 ◯3-2(ダヴィ1得点)
・第9節 VS横浜FM △1-1
・第10節 VS湘南 ◯1-0(ダヴィ1得点)
・第11節 VS浦和 ×1-3
・第13節 VSFC東京 ◯3-2(大迫2得点)
・第14節 VS川崎 ×2-4(大迫1得点)
・第15節 VS清水 ◯3-1
・第16節 VS柏 ×1-2(ダヴィ1得点)
・第17節 VS磐田 △1-1(ダヴィ1得点)
・第18節 VS名古屋 ×1-3(大迫1得点)
・第28節 VSFC東京 ◯4-1(大迫1得点、ダヴィ1得点)
・第29節 VS浦和 ×1-2(大迫1得点)
・第32節 VS鳥栖 ×1-2

合計17試合 6勝5分6敗 27得点27失点 大迫8得点 ダヴィ7得点
勝率:.353 1試合当たり 1.59得点 1.59失点 大迫0.47得点 ダヴィ0.41得点

[大迫のみがスタメンの時] 注:ダヴィが途中出場した試合は※で表示
・第12節 VS名古屋 ◯3-1(大迫1得点)
・第19節 VS大宮 ◯1-0
・第20節 VS仙台 ×1-2
・第21節 VS新潟 ◯1-0(大迫1得点)
・第22節 VS横浜FM ◯2-1(大迫2得点)
・第23節 VS清水 ×3-4(大迫2得点)
・第24節 VS柏 ◯3-1(大迫1得点)
・第25節 VS甲府 ×0-3 ※
・第26節 VS磐田 ◯3-2(ダヴィ1得点) ※
・第27節 VS大分 ◯3-1(ダヴィ1得点) ※
・第30節 VS川崎 ◯4-1(大迫1得点)
・第31節 VS湘南 ◯2-1(大迫1得点) ※
・第33節 VSC大阪 ◯2-1(大迫1得点) ※
・第34節 VS広島 ×0-2 ※

合計14試合 10勝4敗 28得点20失点 大迫10得点 ダヴィ2得点
勝率:.714 1試合当たり 2.00得点 1.43失点 大迫0.71得点 ダヴィ0.60得点(出場試合のみ)

[ダヴィのみがスタメンの場合] 注:大迫が途中出場した試合は※で表示
・第4節 VS大宮 ×1-3(ダヴィ1得点)
・第5節 VSC大阪 ◯1-0 ※
・第6節 VS大分 ◯3-2(大迫1得点) ※

合計3試合 2勝1敗 5得点5失点 大迫1得点 ダヴィ1得点
勝率:.667 1試合当たり 1.67得点 1.67失点 大迫0.50得点(出場試合のみ) ダヴィ0.33得点

うーん、こう見ているとやはり2トップの相性が良いとは言えないし、大迫の存在が攻撃ではなく守備でも大きいことが分かる結果に…。また、ダヴィは大迫がいるからこそ得点力が活きているということもわかる。ダヴィは現状、途中出場の方がいいのかもしれないが、大迫と2トップを組ませるなら戦い方や中盤の人選を変えた方がいいとは個人的に改めて思う結果に。いずれにせよ、ダヴィには来季より一層の奮起に期待。

↑このページのトップヘ