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先週の激動の一週間を経て、鹿島は再び石井正忠と共に歩みを始めることとなった。ここにたどり着くまでに様々な情報が行き交い、憶測がなされたがもうその事には蓋をしていいだろう。今、求められているのはタイトルという大きな目標に向けて、チームのレベルを元に戻し、さらにもうワンランク上のレベルに引き上げていくこと。その土台となる部分は前節の横浜FM戦で一部ではあるが見せることが出来た。大会が変わる今節は、その踏み出したものが確固たる一歩を証明する試合になるだろう。
ただ、威勢は良いものの今節を迎えるには不安の残る陣容で挑まなければならないだろう。昌子、植田、町田、垣田が代表招集で不在な上に(昌子は負傷で代表離脱)、土居、中村、遠藤、金崎といったアタッカー陣をケガや体調不良で欠くことが濃厚だからだ。特にCBは本職の選手がファン・ソッコとブエノの2人のみ、とギリギリの戦いを強いられることになりそうだ。日程的に考えればそこまでハードではないが、チームの総合力が試される、石井監督にとってはいきなり厳しい台所事情での采配となりそうだ。
対戦相手の富山は、今季J3で4位とJ2昇格も射程圏内の位置につけている。チームとしても戦術の浸透と共に調子も上昇中で、ポゼッションを軸とした攻撃は鹿島の十二分に脅威となるレベルだろう。鹿島としてはここ2年カテゴリーが下の相手に苦杯を舐めているとはいえ、立ち上がりから気負いすぎたり、バタついて出入りの激しい展開に持ち込まれるのだけは避けたい所だ。ロースコアで試合が進められていくのも許容範囲としながら、素早いショートカウンターやセットプレーで相手のスキを突き、確実に勝利を手にしたい。
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
鹿島アントラーズ-カターレ富山
9月3日(土) 18:30キックオフ
県立カシマサッカースタジアム
試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
スカパー!放送予定(18:25~ スカチャン0[CS800])
[対戦相手情報]
カターレ富山
2016シーズン(J3):4位 勝点33 20試合9勝6分5敗 25得点17失点
昨季は1年でのJ2復帰に失敗、雪辱を期す今季は三浦泰年監督を招聘。パスサッカーを標榜し、ここまでJ3で4位とまずまずの位置につけている。元々、タレントはJ3の中でもトップクラス。年代別代表の経験もあるエースの苔口や即戦力のルーキーの萱沼といったタレントを揃え、守備陣もJ2で実績のある面々が揃っている。今大会はここまで県予選決勝、1回戦と共にカテゴリーが下の相手に苦戦しながらも、ここまで駒を進めてきた。鹿島とは天皇杯で2回目の対戦となり、前回は2011年の3回戦で対戦。延長戦の末に鹿島が2-1で勝っている。
・直近5試合の結果
大会 | 相手 | 会場 | スコア | 得点者 |
明治安田生命J3 第19節 | 長野 | 南長野 | △0-0 | |
明治安田生命J3 第20節 | 秋田 | 富山 | ●0-1 | (秋田)田中 |
明治安田生命J3 第5節 | 鳥取 | 富山 | ○4-1 | (富山)苔口、三上2、萱沼 (鳥取)フェルナンジーニョ |
天皇杯富山県予選 決勝 | 富山新庄クラブ | 五福 | ○1-0(延長) | (富山)脇本 |
天皇杯 1回戦 | 新潟医療福祉大学 | 富山 | ○1-0 | (富山)衛藤 |
・鹿島との対戦成績(勝敗は鹿島側から)
節 | 会場 | スコア | 得点者 |
2011年 天皇杯3回戦 | カシマ | ○2-1(延長) | (鹿島)興梠、野沢 (富山)福田 |
[メンバーリスト]
<鹿島>
ポジ | 番号 | 選手名 | 試合-得点-アシスト |
GK | 1 | 櫛引政敏 | 0-0 |
21 | 曽ヶ端準 | 27-25 | |
29 | 川俣慎一郎 | 0-0 | |
31 | 小泉勇人 | 0-0 | |
49 | 石川碧人(2種) | 0-0 | |
50 | 沖悠哉(2種) | 0-0 | |
DF | 3 | 昌子源 | 26-0-0 |
14 | ファン・ソッコ | 7-0-0 | |
16 | 山本脩斗 | 25-2-5 | |
17 | ブエノ | 5-0-0 | |
22 | 西大伍 | 24-1-1 | |
23 | 植田直通 | 17-0-0 | |
24 | 伊東幸敏 | 8-0-1 | |
28 | 町田浩樹 | 0-0-0 | |
MF | 6 | 永木亮太 | 22-0-1 |
8 | 土居聖真 | 25-8-4 | |
10 | 柴崎岳 | 26-2-7 | |
11 | ファブリシオ | 3-1-0 | |
13 | 中村充孝 | 15-3-1 | |
20 | 三竿健斗 | 2-0-0 | |
25 | 遠藤康 | 22-3-0 | |
26 | 久保田和音 | 0-0-0 | |
30 | 大橋尚志 | 0-0-0 | |
32 | 杉本太郎 | 10-1-0 | |
33 | 金崎夢生 | 23-9-7 | |
35 | 平戸太貴 | 0-0-0 | |
36 | 田中稔也 | 0-0-0 | |
40 | 小笠原満男 | 24-0-0 | |
FW | 18 | 赤﨑秀平 | 18-2-0 |
34 | 鈴木優磨 | 24-7-1 | |
37 | 垣田裕暉 | 2-0-0 | |
監督 | 石井正忠 | 2年目 |
<富山>
ポジ | 番号 | 選手名 | 試合-得点 |
GK | 1 | 飯田健巳 | 0-0 |
21 | 江角浩司 | 0-0 | |
31 | 永井堅悟 | 20-17 | |
DF | 2 | 脇本晃成 | 19-1 |
3 | 代健司 | 20-2 | |
5 | 平出涼 | 20-1 | |
13 | 内田練平 | 4-1 | |
18 | 吉井直人 | 3-1 | |
27 | 石坂元気 | 0-0 | |
28 | 小見恵吾 | 0-0 | |
29 | 進藤誠司 | 12-0 | |
MF | 4 | 國吉貴博 | 16-0 |
7 | 北井佑季 | 20-1 | |
8 | 窪田良 | 19-1 | |
10 | 衛藤裕 | 16-1 | |
14 | 大山俊輔 | 0-0 | |
17 | 木本敬介 | 10-1 | |
20 | 中田大貴 | 1-0 | |
22 | 椎名伸志 | 0-0 | |
24 | 西室隆規 | 4-0 | |
25 | 梅村晴貴 | 0-0 | |
26 | 馬渡隼暉 | 0-0 | |
FW | 9 | 苔口卓也 | 20-4 |
11 | 三上陽輔 | 20-4 | |
15 | 中西倫也 | 17-0 | |
19 | 西川優大 | 15-0 | |
23 | 萱沼優聖 | 19-7 | |
34 | 大島康樹 | 0-0 | |
監督 | 三浦泰年 | 1年目 |
※試合-得点-アシストは2016シーズンのリーグ戦の成績。GKの得点の欄は失点。
[前回対戦時のハイライト]
[対戦相手の前節ハイライト]
[予想フォーメーション]
[予想スタメン]
<鹿島>(J1)
GK
21曽ヶ端準
DF
22西大伍
17ブエノ
14ファン・ソッコ
16山本脩斗
MF
40小笠原満男
6永木亮太
10柴崎岳
11ファブリシオ
FW
18赤﨑秀平
34鈴木優磨
SUB
GK1櫛引政敏
DF24伊東幸敏
MF20三竿健斗
MF30大橋尚志
MF32杉本太郎
MF35平戸太貴
MF36田中稔也
監督
石井正忠
欠場予想選手
DF昌子源(左内転筋を痛めて欠場濃厚)
DF植田直通(日本代表で欠場)
DF町田浩樹(U-19日本代表で欠場)
MF土居聖真(別メニュー調整中で出場微妙)
MF中村充孝(左膝を痛めて欠場濃厚)
MF遠藤康(肉離れで欠場濃厚)
MF金崎夢生(体調不良で欠場濃厚)
FW垣田裕暉(U-19日本代表で欠場)
相次ぐケガ人と代表ウィークが重なり、今節はプレーできるフィールドプレーヤーが最低17人とギリギリの陣容で臨むことになりそうだ。練習では柴崎を2列目に回していたようだが、西の2列目起用や杉本の起用の可能性もある。
【KEY PERSON】
MFファブリシオ
…前節は移籍後初ゴールを挙げて、チームの勝点獲得に貢献した新助っ人。今節は移籍後初先発が濃厚。チーム戦術に馴染んだ上で、攻撃面での武器を発揮し終盤戦に向けての切り札としての確証を得たいところだ。
<富山>(富山県代表) ※()は天皇杯の成績。
GK
31永井堅悟(1試合0失点)
DF
29進藤誠司(1試合0得点)
3代健司(1試合0得点)
5平出涼(1試合0得点)
7北井佑季(1試合0得点)
MF
2脇本晃成(1試合0得点)
8窪田良(1試合0得点)
11三上陽輔(1試合0得点)
10衛藤裕(1試合1得点)
FW
9苔口卓也(1試合0得点)
23萱沼優聖(1試合0得点)
SUB
GK1飯田健巳(0試合0失点)
DF13内田練平(1試合0得点)
DF18吉井直人(0試合0得点)
MF17木本敬介(0試合0得点)
MF24西室隆規(1試合0得点)
FW19西川優大(1試合0得点)
FW34大島康樹(0試合0得点)
監督
三浦泰年
欠場予想選手
GK江角浩司(ケガで出場微妙)
MF椎名伸志(ケガで欠場濃厚)
MF梅村晴貴(左膝前十字靭帯損傷で欠場濃厚)
MF馬渡隼暉(右膝内側側副靭帯損傷で出場微妙)
試合によってフォーメーションを代えてくるのが特徴だが、今節は1回戦に続いて4-4-2の布陣で、メンバーも変えずに挑んできそうだ。ただ、鹿島ユース出身の西室が左SBで先発する可能性もある。
[KEY PERSON]
FW萱沼優聖
…今季、ルーキーながらJ3でここまでチームトップの7ゴールを挙げている。動き出しの質が高く、またプレースキックのキッカーも務めるなど、キック精度にも定評がある。大学時代は富樫敬真(横浜FM)と2トップを組んでいた。
<天皇杯 2回戦 対戦カード>
日付 | 時間 | 対戦カード | 会場 |
9/3(土) | 13:00 | 札幌-岡山 | 札幌厚別 |
15:00 | 甲府-大分 | 中銀スタ | |
讃岐-愛媛 | ピカスタ | ||
16:00 | 新潟-関西学院大 | デンカS | |
松本-Honda FC | 松本 | ||
18:00 | 名古屋-長野 | 名古屋港 | |
柏-奈良クラブ | 柏 | ||
徳島-北九州 | 鳴門大塚 | ||
山形-群馬FM | NDスタ | ||
千葉-金沢 | フクアリ | ||
磐田-神奈川大 | ヤマハ | ||
18:30 | 鹿島-富山 | カシマ | |
長崎-横浜FC | トラスタ | ||
19:00 | 湘南-山梨学院大オリオンズ | BMWス | |
仙台-盛岡 | ユアスタ | ||
川崎F-秋田 | 等々力 | ||
鳥栖-琉球 | ベアスタ | ||
清水-水戸 | アイスタ | ||
熊本-東京V | うまスタ | ||
C大阪-京都 | 金鳥スタ | ||
9/7(水) | 19:00 | 大宮-鳥取 | NACK |
神戸-鈴鹿アンリミテッドFC | 神戸ユ | ||
横浜FM-福島 | ニッパツ | ||
福岡-山口 | レベスタ |
<トーナメント表>
※浦和レッズ、FC東京、G大阪 、サンフレッチェ広島はACL出場シードとして、ラウンド16(4回戦)から登場
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