タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています。「DEAR Magazine」、「ぐるたび」にも寄稿しています。


 Jリーグ開幕、といっても鹿島にとってはそんなに特別な高揚感みたいなものを感じないシーズンなのかもしれない。すでに開幕前に試合を相当数こなし、ゼロックス杯やACLといった公式戦も戦ってきたからであろう。ただ、だからといってこの一戦の重要度が落ちるわけではない。やはり開幕戦はただの34試合のうちの1試合ではない。ここを取るか落とすかで流れが大きく変わってくるだけに、鹿島としては6年ぶりにホームで迎える開幕戦、まずはしっかりと勝点3を掴み取りたいところだ。

 しかし、迎え撃つFC東京はそう簡単に勝てる相手ではない。それは今季大型補強を施したという事実よりも、昨季2ndステージの対戦で敗れている事実の方が余計にそのことを裏付けている。あの試合では、鹿島も中断明けでケガ人が復帰してきたこともありテンション高く試合に入ったはずだったが、FC東京にそれ以上の勢いで上回られ、空回りしたまま終わってしまった試合だった。今回もFC東京はテンション高く試合に入ってくるだろう。それに対して、鹿島がどう迎えるかというのがこの試合の大きなカギになるのは間違いない。

 鹿島としてはそのテンションに耐えつつ、後半で勝負を仕掛けるか、そのテンションを上回る勢いで相手を飲み込むか、の2つの戦い方が大まかに存在するが、個人的には後者を推したいところだ。たしかに、今の鹿島はある程度我慢できる辛抱強さもあるし、後半勝負でも競り勝てる素材も揃っている。ただ、やはり開幕戦は1年の行方を占う試合と考えれば、チームが志すアグレッシブなサッカーで真っ向からぶつかって、その上で勝ちたいところだ。そこで勝てれば大きな自信に繋がるのは間違いないだろうし、幸い過密日程とはいえ選手たちにそこまでの疲労度は見られない。思い切って後方から押し上げて、コンパクトな布陣の中で主導権を握りたいところだ。

 昨季の開幕戦は苦しい流れの中から途中出場の選手たちが流れを変えて勝利を掴み取った。今回も苦しい時間帯は必ず来るだろう。そこを耐えきって、流れを変える選手の台頭に期待したいところだ。絶好調の鈴木はもちろん、P・ジュニオールやレアンドロといった新加入選手のプレーにも注目したい。開幕から、鹿島は全員の力で勝利を狙いにいく。

2017明治安田生命J1リーグ 第1節
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズFC東京FC東京

2月25日(土) 14:00キックオフ
県立カシマサッカースタジアム


試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
NHK総合 放送予定(13:50~)
DAZN 放送予定(14:00~)


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>
GK
1クォン・スンテ

DF
22西大伍

5植田直通
3昌子源
16山本脩斗
MF
40小笠原満男
4レオ・シルバ
25遠藤康
8土居聖真
FW
7ペドロ・ジュニオール
33金崎夢生
SUB
GK21曽ヶ端準
DF15三竿雄斗
DF28町田浩樹
MF6永木亮太
MF11レアンドロ
FW9鈴木優磨
FW14金森健志
監督
石井正忠

欠場予想選手
なし

ゼロックス杯のメンバーを軸に、現状のベストメンバーで臨みそうだ。不確定なのは左SBとボランチのレオ・シルバの相方ぐらいか。絶好調の鈴木もベンチでスタンバイ。ベンチ入りの椅子をめぐっても、激しい競争になっている。

<FC東京>
GK
33林彰洋
DF
2室屋成
3森重真人
5丸山祐市
6太田宏介
MF
8高萩洋次郎
37橋本拳人
17河野広貴
38東慶悟
15永井謙佑
FW

13大久保嘉人
SUB
GK1大久保択生
DF4吉本一謙
DF22徳永悠平
MF10梶山陽平
MF23中島翔哉
MF27田邉草民
FW20前田遼一
監督
篠田善之

欠場予想選手
MF米本拓司(右膝前十字靭帯断裂・内側靭帯損傷で欠場濃厚)

新加入選手5人がスタメンに入りそうだ。右SBは徳永、ボランチは梶山や田邉、2列目は左SHに中島を起用して、右に永井を回す可能性もある。




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 昨季、世界を舞台に駆け上がった鹿島が再びその舞台を目指し、アジアへの航海に出る時が来た。2季ぶりのACL、頂点を目指す鹿島はGSの初戦でホームに蔚山現代を迎え撃つ。

 ゼロックス杯から中2日といきなりの過密日程となるが、今季はそれに持ちこたえられるはずの選手層は整っている。むしろ、ゼロックス杯で課題は明確に浮き彫りになった。それを解消するチャンスと捉えられるだろう。課題は守備だ。チームの基本コンセプトは「前線からプレスをかけて、高い位置でボールを奪い、ショートカウンターを狙う」というものだが、チームとしてはそうしたコンセプトが出来ない時にはしっかりブロックを作って守るという共通認識がある。昨季終盤の快進撃は、その2つの守り方を時間帯によって上手く使い分けられたのが大きかった。

 ただ、ゼロックス杯では5トップ気味に前線に張る浦和に対して、数的不利を気にするバックラインと、前から行きたい前線側とで別れてしまい、中盤に大きなスペースを作ってしまい、ボランチの負担を増やしてしまっていた。前半からのそうした流れが、後半の2失点に繋がっている部分があるだけに、もう一度ここは修正しておきたい部分だ。まして、今季はレオ・シルバという独力でボールを奪って流れを変えられる選手が入っているだけに、彼への負担やタスクを無理に増やしてしまうと、そこを外されたときに大きな穴となりかねない。間違いなくスーパーな選手であるだけに、彼の使い方は今季の鹿島のキーになってくる部分であろう。

 対戦する蔚山現代は、全北現代の関係で繰り上げでプレーオフから参戦し、そこを勝ち上がってGSに進出してきた。4-1-4-1(もしくは4-1-2-3)の布陣で戦うが、チーム状態はまだ発展途上のようで、ビルドアップに人数を掛けてしまい前線のパワーが足りない場面や、攻守の切り替え時にポジションにズレが見られる場面が、プレーオフからは散見された。とはいえ、韓国勢らしいパワーやフィジカルは持っており、過去そうした部分に大いに苦戦した鹿島にとっては十二分に警戒して臨む必要のある相手だろう。

 2季前のACLは初戦でつまづき、結果的に3連敗スタートとなってしまったことが最後まで尾を引く結果となった。そのことを考えれば、初戦での勝点3はホームということもありマストと言っていいミッションだろう。鹿島にとってもまだまだチーム力を上げていく必要がある中での試合だが、今季はそうした状態でも勝てるように持ってこられるメンバーとベースは整っている。世界を本気で目指すなら、ここは必ず乗り越えなければならない最初の壁だ。

AFCチャンピオンズリーグ グループステージ グループE 第1節
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズimage蔚山現代FC

2月21日(火) 19:00キックオフ
県立カシマサッカースタジアム


試合情報(鹿島公式サイト)
スタジアムの天気
日テレNEWS24 放送予定(18:45~)


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>
GK
1クォン・スンテ

DF
22西大伍

5植田直通
3昌子源
16山本脩斗
MF
6永木亮太
4レオ・シルバ
11レアンドロ
9鈴木優磨
FW
8土居聖真
33金崎夢生
SUB
GK21曽ヶ端準
DF24伊東幸敏
DF28町田浩樹
MF13中村充孝
MF20三竿健斗
FW14金森健志
FW18赤﨑秀平
監督
石井正忠

欠場予想選手
DFブエノ(登録メンバー外で欠場)
MF遠藤康(別メニュー調整中で出場微妙)
FWペドロ・ジュニオール(別メニュー調整中で出場微妙)

ケガ明けの永木と山本がスタメンに入りそう。ゼロックス杯から中2日ということもあり、別メニュー調整している選手に無理はさせず、多少の入れ替えはありそうな状況だ。鈴木と土居のポジションは流動的。ブエノは外国人枠の関係でメンバーに入っておらず、ACLはラウンド16まで出場できない。


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2017シーズンが幕を開ける。昨季終盤、怒涛の勢いで勝ち進み多くの喜びと結果を手にした鹿島にとって、今季はその手にしたものをより確実なものとし、さらに大きなものにしていくシーズンだ。まずは、そうしたシーズンの最初のタイトルを懸けて、鹿島は昨季も幾度も激闘を繰り広げた浦和と対戦する。

 ここまでのチームの仕上がりは順調と言っていいだろう。昨季が1/1まで進んだこと、すでに始動してから1か月で6試合をこなしていることから、疲労や戦術の整備が進まないことが心配されたが、チームはこの短い期間で確実に戦える状態にまで仕上げてきた。最も、この時期にピークを持ってくる必要はない。序盤戦は、勝点を積み上げながらチームを熟成させていくことが大切だと考えれば、この時期にまだ伸びしろを残していることはむしろプラスに捉えられるだろう。

 そうした中で、注目していきたいのはチームに新戦力がフィットしてきていること以上に、この短い時間で昨季に露呈した課題の改善に取り組んでいるということだ。特にビルドアップにおいては、相手が自分たちと数的同数でプレスをかけてきた場合は、ボランチがCBの間に降りて数的有利を作ることを意識づけている。この意識づけが強まったのが今季からということもあり、まだポジションチェンジや攻守の切り替えの際に手間取る場面もあるが、こうした形が作られれば良い形で前線にボールが入る形も増えてくる。そうなれば、チャンスも増えるし、今季はアタッカーを補強しただけに、彼らのシュートチャンス、すなわちゴールの可能性というのも広がってくるだろう。

 とはいえ、正直この一戦はまだスパーリングといった側面も大きいだろう。鹿島としてもこのゼロックス杯から中2日で迎えるACLの初戦の方が重要度の高さは明らかであるし、浦和も先週のPSMではあまり手の内を見せることなく、今季より徹底しているというハイプレスの完成度も高いとは言えなかった。

 それでも、この試合には勝負にこだわる必要があるだろう。浦和はリーグでは当然ライバルの筆頭になってくるだろうし、なにより浦和が取り組むハイプレスを、鹿島が改善しつつあるビルドアップでかわすことが出来れば、それは大きな自信になってくるだろう。そして、まだ今季の鹿島にはタイトルがない。アジアチャレンジではJリーグとしてタイトルを獲得したものの、鹿島は1敗しており獲得に貢献したのは横浜FMの方だった。NYCでも横浜FCに優勝を奪われている。小さなものかもしれないが、こうしたことから勝ち癖というのが生まれてくることを、鹿島は昨季改めて実感しているはずだ。まずは、今季最初のタイトルを鹿島は全力で獲りにいく。

FUJI XEROX SUPER CUP 2017
鹿島アントラーズ鹿島アントラーズ浦和レッズ浦和レッズ

2月18日(土) 13:35キックオフ
日産スタジアム


試合情報(Jリーグ公式サイト)
スタジアムの天気
日本テレビ 放送予定(13:30~)


[予想フォーメーション]
myboard

[予想スタメン]
<鹿島>
GK
1クォン・スンテ

DF
22西大伍

5植田直通
3昌子源
15三竿雄斗
MF
40小笠原満男
4レオ・シルバ
25遠藤康
8土居聖真
FW
7ペドロ・ジュニオール
33金崎夢生
SUB
GK21曽ヶ端準
DF16山本脩斗
MF6永木亮太
MF11レアンドロ
MF13中村充孝
MF20三竿健斗
FW9鈴木優磨
監督
石井正忠

欠場予想選手
なし

PSM水戸戦のメンバーを軸に、左SHには土居が入る見込み。ケガで離脱していた永木と山本も復帰し、試合出場が可能に。先発の可能性もありそうだ。

<浦和>
GK
1西川周作
DF
46森脇良太
6遠藤航
5槙野智章
MF
22阿部勇樹
10柏木陽介
24関根貴大
3宇賀神友弥
20李忠成
9武藤雄樹
FW

21ズラタン
SUB
GK25榎本哲也
DF4那須大亮
MF15長澤和輝
MF16青木拓矢
MF18駒井善成
MF38菊池大介
FW30興梠慎三
監督
ペトロヴィッチ

欠場予想選手
MF梅崎司(左膝前十字靭帯損傷で欠場濃厚)
FW高木俊幸(右足第5中足骨疲労骨折で欠場濃厚)

ペトロヴィッチ監督はターンオーバーを明言しており、この試合でもメンバーの組み合わせを変えてくるだろう。基本的には昨季からの主力がメインになりそうだが、菊池らアピールに成功した選手たちの起用もありそう。新加入のR・シルバはケガから復帰明けということもあり、メンバー入りしてもベンチスタートとなりそう。




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