タケゴラ

鹿島アントラーズのことを書いています。「DEAR Magazine」、「ぐるたび」にも寄稿。

30宮内龍汰(19) E
成績:公式戦出場なし

今季も公式戦出場はなし。練習では本来の2列目以外にボランチなどでも起用されているが、ポジション争いの激しい中盤でチャンスを掴むことは出来なかった。今後の補強次第ではレンタルで試合経験を積ませるのも一つの手だと思うのだが…

33川島大地(27) E
成績:公式戦出場なし

3年ぶりに鹿島に復帰したが、なかなかチャンスは来ず、シーズン中盤には膝を負傷。そのままシーズンを終え、ついに鹿島のユニフォームを着てピッチに立つことなく、鹿島からの退団が決まってしまった。その後、北九州に移籍が決定。福岡に移籍した森村の後釜として期待されているだけに、結果を残したい。

35野沢拓也(32) C
成績:リーグ戦23試合出場4得点。ナビスコ杯8試合出場。天皇杯2試合出場1得点。スル銀杯1試合出場。PSM水戸戦1試合出場。

2年ぶりに鹿島に復帰。2列目の軸として期待された。シーズン当初は空回りすることもあったが、持ち前の技術の高さと献身的な動きで攻撃陣を引っ張った。ところが夏場から急激にトーンダウン。武器のトラップでもミスが増え、試合から消えることが多くなった。特にリーグ第32節鳥栖戦後は監督から名指しで批判されるなど、当初の期待に応えたとは言い難いシーズンになってしまった。来季は周りとの連係を深め、以前の輝きを取り戻してほしい。

40小笠原満男(34) B
成績:リーグ戦33試合出場2得点。ナビスコ杯5試合出場。天皇杯3試合出場。スル銀杯1試合出場。PSM水戸戦1試合出場。

チームを引っ張る闘将はシーズン前半こそ、スタミナ切れやパスミスが目立ったが、夏場から徐々にコンディションを上げ、調子の上がらない柴崎に代わり、中盤をけん引した。特にゲームの流れを読み、潰す所と行かない所の判断は素晴らしく、退場者の出たリーグ第29節浦和戦やリーグ最終節広島戦ではそのバランスの良さが目立った。また2年連続で複数得点もマーク。いずれのゴールも見事だった。来季はミドルシュートの精度を上げ、パスミスを減らして、今季以上の働きを期待したい。

20柴崎岳(21) C
成績:リーグ戦34試合出場2得点。ナビスコ杯8試合出場。天皇杯2試合出場。スル銀杯1試合出場。PSM水戸戦1試合出場。ベトナム遠征1試合出場。

今季もシーズンを通してフル稼働。チームに欠かせない存在である。シーズン前半はコンディションの良さが窺え、パス・ドリブル・シュート全ての質が高く、またフィジカルの競り合いでもほとんど負けなかった。実際、東アジアカップでは日本代表に選出され、このまま代表に定着するかと思うほどの活躍だった。しかし、その東アジア杯を体調不良で辞退した後は、コンディションが急低下。プレーがワンパターンになり、フィジカルで競り負ける場面が目立ち、消える試合が多かった。課題はあまりにも縦を狙いすぎることか。とはいえ、持っているポテンシャルは世界レベル。現状に満足せずチームを引っ張るような気概を見せてほしい。

20遠藤康(25) B
成績:リーグ戦28試合出場7得点。ナビスコ杯7試合出場。天皇杯3試合出場2得点。スル銀杯1試合出場。PSM水戸戦1試合出場。ベトナム遠征1試合出場。

毎年確かな成長を見せるレフティー。シーズン前半こそ野沢やジュニーニョといったベテランにポジションを譲ったが、シーズン後半は2列目の軸と呼べるまでの選手になった。なんといっても武器はその左足。右サイドPA外は「ヤスゾーン」と呼ばれるほどその強烈なシュートに正確さがつき、怖さが増した。またキープ力が高いため、相手をけん制することが出来るのも大きい。課題はプレスの精度を上げることと波を少なくすることか。そしてそろそろ直接FKからのゴールが見たい。

27梅鉢貴秀(21) C
成績:リーグ戦10試合出場2得点。ナビスコ杯2試合出場。天皇杯2試合出場。スル銀杯1試合出場。ベトナム遠征1試合出場。

今季はプロ初ゴールを記録するなど着実に成長し、戦力として計算できる選手になった。昨季はセレーゾに見込まれ本職のボランチ以外にもSBやクローザーとして2列目で使われることもあった。魅力は尽きることのない運動量と1対1の強さ、そして意外性のある攻撃力である。逆に課題はビルドアップの精度が低いのと、無駄なファウルが多いことか。特にファウルはカードに直結してるだけに減らさないといけない。来季はベンチ入りに満足せず、自分の武器をアピールしてボランチのレギュラーを掴み取ってほしい。

28土居聖真(21) C
成績:リーグ戦15試合出場2得点。ナビスコ杯1試合出場。天皇杯2試合出場。スル銀杯1試合出場。ベトナム遠征1試合出場。

今季ブレイクした選手の一人。ジョルジーニョの下ではSBなどで使われることもあったが、昨季は4-2-3-1のトップ下という本来のポジションで起用され、このシステムが採用された時はレギュラーに固定されるまでになった。元々技術の高さやスピードは光っていたが、昨季目を引いたのはその運動量。大迫や他の2列目の選手を助けるように動き回り、「水を運ぶ人」として活躍した。課題は2トップの時の2列目でも同じようなプレーが見せられるかということと、さらに今のプレーから「違い」を見せられるかということ。ただの「巧い」だけの選手では終わってほしくない。

始動日までには終わらせるようにします!(汗)MFは3回に分けます。

5青木剛(31) B
成績:リーグ戦34試合出場2得点。ナビスコ杯7試合出場。天皇杯2試合出場。スル銀杯1試合出場。PSM水戸戦1試合出場。

今季は右SBを務めた試合もあったが、シーズンを通してCBでプレー。レギュラーを守り抜いた。チームとして失点は多かったが、青木本人は安定したパフォーマンスを見せ、30代に入りさらなる成長を見せている。積極的な守備や時折見せる大胆な持ち上がりはチームに欠かせない。課題はCBとしては物足りないフィジカルと視野の狭さか。ただ、フィジカルの課題は他の守備陣との連係で解消できるものである。来季は昌子ら若手の突き上げもあるが、まだまだポジションは譲れない。

6中田浩二(34) C
成績:リーグ戦25試合出場。ナビスコ杯6試合出場。天皇杯2試合出場。スル銀杯1試合出場。PSM水戸戦1試合出場。

今季は人材不足もあって左SBで1年を通してプレー。また大きなケガもなくシーズンを戦い抜いた。経験から導かれる読みによるカバーリングやコーチングなど、守備面での奮闘が目立った。また、2列目の選手への縦パスもミスがなく、安定していた。しかし、鹿島のSBらしいサイドを駆け上がる姿は見られず、一方通行になってしまう場面が多かった。また、スタミナ不足を露呈する場面も目立った。とはいえ、守備面でこの男の右に出る者はいない。来季はボランチなど他のポジションでも活躍が期待される。

10本山雅志(34) C
成績:リーグ戦24試合出場。ナビスコ杯7試合出場1得点。天皇杯3試合出場。PSM水戸戦1試合出場。

今季も流れを変えるジョーカーとしてのプレーが多く、ピッチに立てばかなりの確率で試合の流れを引き寄せていった。以前のような献身的な守備は運動量の問題から期待できなくなってしまったが、的確なポジション取りや、相手の急所を突いたスルーパス、高いキープ力を誇るドリブルはまだまだ錆びついていない。ただ本人は先発を希望しているが、先発で使うとスペースがなく長所が活かせないため、来季もジョーカーの役割を担わせた方がいいのではないか。

13中村充孝(23) D
成績:リーグ戦16試合出場3得点。ナビスコ杯6試合出場。天皇杯2試合出場。スル銀杯1試合出場。ベトナム遠征1試合出場1得点。

13番を背負ったことからもチームからの期待の大きさが窺えたが、結局最後までチームに完全にフィットすることが出来なかった。ドリブル、パス、シュートと持っているポテンシャルは高いのだが、人見知りな性格と視野の狭さが災いし、チームメイトとの連係が合わなかった。ただ、リーグ戦3ゴールのうち2ゴールが決勝ゴールと勝負強さは見せた。来季は他の2列目の選手との違いを見せ、攻撃の核としてプレーしたい。


16本田拓也(28) 鹿島:D 清水:B
成績:[鹿島]リーグ戦7試合出場。ナビスコ杯3試合出場。ベトナム遠征1試合出場。
     [清水]リーグ戦15試合出場。天皇杯3試合出場。

鹿島ではピッチに立てばソツのない動きを見せたが、小笠原と柴崎の壁を崩せず夏に清水に復帰した。清水では復帰後から即レギュラーでプレー。ケガや出場停止で欠場した試合を除けば、全試合にスタメン出場した。守備力こそ手術の影響もあり、以前のような守備範囲の広さとボールを刈り取るスライディングの威力は減少したが、鹿島で視野を広げたため、攻撃面が成長、特に得意のレーザービームに怖さが増した。終盤には、試合勘が戻りスタミナも戻ってきた。今後、鹿島の前に立ちはだかる嫌な相手となるだろう。

↑このページのトップヘ